このドラマの原作は、BBCアメリカで放送された『ORPHAN BLACK』のリメイクということ。
何やらクローンということでも、7人の同じ顔をした人物が登場してくるらしい。
オトナの土ドラ
『オーファン・ブラック~七つの遺伝子~』(制作:東海テレビ)12月2日(土)スタート 毎週土曜日23時40分~24時35分
2013年の公開から、アップテンポで刺激的なストーリーが、熱狂的に支持され、本国アメリカではシーズン5まで放送されています。そんな『ORPHAN BLACK』のサスペンスフルな展開を踏襲しつつ、ヒューマンドラマの要素を大胆に加え、日本版としてリメークします!!
(HPより)
1話のあらすじ
施設育ちのシングルマザー・青山沙羅(知英)は協調性もなく、こらえることも苦手な性分。
仕事も長続きせず、一人娘の萌絵(庄野凜)を養母の冴子(麻生祐未)に半ば取り上げられ、孤独な日々を送っていた。
「お金さえあれば、一緒に暮らせるのに・・」
そんなある日、駅のホームでひとりの女性に出会う。
女性は沙羅と同じ顔をしていた。衝撃を受ける沙羅。
が、次の瞬間、女性は疲れた顔でホームに飛び込んでしまう。
周囲にいた人々が騒がしくなる中、沙羅は衝動的に自殺した女性が残したバッグをつかみ、その場を立ち去る。
バッグの中にあった運転免許証を見る沙羅。
自殺した女の名前は椎名真緒子(知英)。
そして、バッグには携帯と、鍵が入っていた……。沙羅は養護施設から一緒に引き取られた弟・薫(西銘駿)に、
自分の身に起こった不思議な出来事を話し、薫の制止を無視して真緒子の家に向かった。
真緒子の家は、横浜の高級住宅街にあった。
同じ顔なのに、自分と違い幸せそのものの真緒子の生活に悔しさが募る沙羅。
部屋にあった真緒子の写真には、恋人らしき男性と写ったものが。なぜ自殺を?沙羅はそんな疑問を抱く。
やがて沙羅は、部屋の中から預金額750万円と記された通帳を発見。
この金を自分のものにすれば、萌絵や薫と新しい生活を始められる!
そんな時ネットニュースで自殺した真緒子の身元が不明のままであることが判明。
「…薫。私、いいこと考えちゃった」…真緒子と入れ替わることを思いついたのだ。
真緒子になりすまし銀行に向かう沙羅。
しかし、そこで不意に強面の男に車に連れ込まれる。
何が何だか分からず逃げようとする沙羅に男がいい加減にしろと叫ぶ。男の名は金城(岡田浩暉)。
真緒子の同僚で刑事だった。刑事の振りなんて出来るわけがない。
作戦を中止しようと薫に電話する沙羅だったが、その頃、薫はすでに沙羅の死亡届を受け取ってしまっていた。
真緒子の振りを続けざるを得なくなる沙羅。 とにかく、銀行で750万円を下ろすまで。下ろしたらすぐに萌絵と薫と三人でこの町 から逃げ出す。薫とそう約束する沙羅。
ところが、その晩。海外出張に行っているはずの真緒子の婚約者・岩城槙雄(山崎育三郎)が突然帰って来る。
「何か、いつもと違う……」槙雄が不審げに沙羅を見る。追い詰められた沙羅は……!?(HPより)
1話の感想
知英さんが出ているということでも、一目置いていたのだけど、録画を見る暇もなくついつい、もう、3話が放送されているというわけでもある。
(2017年12月放送であるけど、2018年冬ドラマにカテゴリ分け。)
ともあれ不思議なドラマでもあることでも、1話の感想は2話とまとめずに書きたかったのだが、シングルマザーの青山沙羅(知英)が次々と不可思議な出来事に巻き込まれていくというのは、今迄そうした内容のものをあまり観たこともないことでも、真綿らしかった。
さらに、やはり沙羅が娘と暮らしたいという普通の夢を持った女性であることでも、刑事をしていた同じ顔を持つ女性になりすましていかなければならないとか、その人の預金通帳を引き出そうとしているとか、ハラハラの連続であることでも、見入ってしまったかなぁ。
そして、意外と人望があるらしいことでも仲間もけっこういたりして、死んだことになってしまったとはいえ、悲しむ者たちがいるというのも、温かい背景がなんだかいいのだが、義理の弟・薫(西銘駿)の存在もけっこう頼もしいですね。
それでもって亡くなってしまった女性刑事の婚約者とも、あれこれ上手く誤魔化さなければならないスリルも加わって来るという・・。
さらにさらにアクションシーンもさらに加わってることでも、ハラハラしっぱなしで飽きないというかんじでもあったなぁ。
刑事として、婚約者として、シングルマザーとしての沙羅ってだけでもハード過ぎるのに、謎の同じ顔をした女性が絡んでくるというサスペンスとなっていて、あくびが出る暇もない。
これから2話、3話と録画を見なくちゃ・・。(笑)
(テレ朝のSP刑事ものはどうも、熱すぎだったり古かったり、ベタなもんだったことでも、やはり感想はパス。w)
あ、二時間ドラマの裏女王と言われている山村紅葉さんも出ていたけど、エンタメ(H目線)性も、しっかりあれこれ織り込まれているのも面白かったなぁ。