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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

「IQ246~華麗なる事件簿~」第10話 最終話 感想

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「最期の知恵くらべ」

布石でもなんでもなかった牛田(稲垣吾郎)だったか。陳腐な8話だぁ~。
布石だと思わせられただけに、かなりここはどっつきたくなる。
そ~かんじさせるだけの回であったわけだけど、突然投入されるキャラの違和感な8話。

このドラマはつまりそういったことでも、よく見れば、、違和感だらけ。
マリアT(中谷美紀)と沙羅駆(織田裕二)の対決も、コンピューターが人間を悪ととらえ排除していくという・・よくあるお話し。
新鮮味も中身もあまりにもなかった。
電気網を乗っ取ったりIT戦争ゴッコをしているだけだった。

そんなわけで好みでもないドラマであるが、観たくないドラマでもなかったという暇つぶし的にはうってつけであった。
いって観ればハチャメチャなんだけど、やはり、こんなハチャンメチャナ方が疲れないからこの時間帯はいいかもしれない。(笑)
マリアT(中谷美紀)と沙羅駆は仲良く暮らしていくのであろうか?そっちの方が興味深いのだ。

なぜ助けたかは、、IQが高い者の似たような思いを持つ二人として、失いたくなかったということも考えられるだろうし、
また、恋に似たような感情も抱いてしまったのかもしれない。
後悔はしていないマリアTだったと思うけど、一人であったことでも少しは沙羅駆の言い分も、理解したのかもしれない。
ともあれそんな沙羅駆に身を助けられたラストの場面・・中谷さんが妖艶であったなぁ~。
(美しさと儚さはやはり、お見事。)
できたらもう少しそうした妖艶な目線で沙羅駆と対峙してくれた方が魅力的な内容になったと思う。
このドラマ、出し惜しみする傾向があるのかと思ってしまったけど、演出他イマイチっていうか、役者によって助けられたところが大きい。

ともあれ、、薬を飲んで、、あ!これは・・死を意識しつつ倒れる場面のマリアTの表情には魅了させられてしまったし、まだ死にたくない、、あぶない状況なの私?という奏子(土屋太鳳)・・などなど・・。
役者さん健在ドラマであったなあ。やることなくてそこに頼り過ぎてしまったみたい。

浮キャラあり、なんでもあり、とっちらかりつつしていたことでも、ほんと残念至極なり~。(笑)っていうかキャラに近づけない役者さんが続出しちゃったみたいでもあった。どこか浮いている感。

ダメドラマは役者を殺す見本だ。(なので反対にここぞとばかりの本領発揮な妖艶さだったのかもしれない。)

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