「きれいな雨〜眉村卓原作の傑作SFを岩井俊二がドラマ化!」
このドラマはSF部分が売りとなっているみたいだけど、ドラマ化はどうも、しょぼさが垣間見れてしまうみたいで、
SFな場面よりか、、高校生としての典夫(本郷奏多)や広一(中村蒼)たちの場面が面白いところだと思う。
今回アスカ(杉咲花)らしい感情や生活スタイルで、広一と接する部分が微笑ましばかりだった。
アパートの2部屋の中で、壮大な物語が繰り広げられているけれど、そのへんの設定もくすぐられるものがあるし、いいと思うとして、やはり、全体的に見るとしょぼさになってしまうかなぁ~ってかんじ。
SFの部分はどうも、引き付けられなかった。
あまり、一話あたりからしても、そうだったように、どうもSFの部分よりか、
やはり、典夫たちの高校生活が焦点になっているといったかんじがしてならない。
そういうことでSF部分は目をつぶって、我慢するとして、典夫や広一たちのエピソードを観ていきたいところになってきたけど・・。
アスカの姫ぶりや、雨に喜ぶ様子・・は、なんとも不思議で面白さになっていてよかったなぁ~。
アクセントが違うと言う姫ぶりも、けっこうつぼるところだったけど、なんでもいいなりになって、面倒を見ている広一の一途なやさしさもくすぐられる面になっているばかりといったところだと思う。