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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

ヒガンバナ~警視庁捜査七課~ 第10話 最終回(感想)

「チーム解散!?最後の敵は最強の毒婦!」

このドラマはいわゆる事件モノではなく、女性デカたちに焦点を絞ったストーリーだということですね。
そして、どうしようもなく不幸を背負った毒婦を描いてきた最終回ってわけだ。
それぞれのヒガンバナメンバーの群像劇ぽい視点で描かれるわけだが、犯人へも視点を注いでいることでも、毒婦の晴子(斉藤由貴)にのめり込んでしまった。
テレ朝などSPドラマの旅情あふれるデカモノやら、テンヤワンヤな親子デカや、、警視庁捜査一課9係などもメンバーたちがワイワイやってる味わい深さがいいのだけど、つまり、そうしたものに、さらにそれぞれのエピソードを重点にしているのがヒガンバナってことなのだと思う。
まぁ、あまり私生活などは出てこなかったのだけど、捜査会議が女性の目線で進められるというのが(古ぼけたお店会議は特に。)面白いのだなぁ~。
視聴率も10%あたりを維持していたことでも・・・そういうことかと納得。
そういうことでも回が増すごとにだんだん嵌ってしまった。
雪乃(檀れい)が課長の瀬川(大地真央)をひっぱたくなんて、さもありそうな感じだったのだが、これが男性刑事もんであったら観れないことでも新鮮でもあったなぁ~。
女の目線というか斜め横視点というのもいいと思ったのだが、女を捕まえるのは女デカの仕事でもあるというかんじがしてしまって、ラストの毒婦の晴子(斉藤由貴)の大立ち回りも引き込まれた~。(笑)
晴子の空しく悲しい半生を思うと、悪くないと叫ぶ晴子には泣けてもしまったなぁ~。
斉藤さんって、ここ最近めっきりこんな毒婦の役柄が多いようにも思うのだけど、この人しか出せないものがあるようにも思るのだよね。
疲れてよれっとしている風貌であるけど、けして女を捨てない諦めたくない晴子の切なさがかんじられるのも・・なんかね~よかった。
必死に今までの過去を埋め合わせたいというようなものが、スッと映える鮮やかな出で立ちに感じられのもいいと思ったなぁ~。
事件を暴くだけが仕事ではなく・・・しっかりと犯人と向き合うこともデカの仕事であるが、女には女しかわからないものもあるということなのだなぁ。
しっかりと晴子の心の叫びをヒガンバナたちは、受け止めたと思う。

今回の事件の主犯的な海原は20年前、組織ぐるみで裏金づくりが行われていたことでも、その会計係というわけだったが、そのことが大きく報じられるとまずいから、渚(堀北真希)の父親の事件でカモフラージュしたってことだったのだなぁ・・。
渚と謙人(DAIGO)にまつわる20年前の渚の父親の事件には・・まだ何かあるのか?とあれこれ考えてしまったのだが、そちらの事件はそのままであったとは、やっぱりそうか・・・。(笑)
まぁ~瀬川(大地真央)の暴露ということでも盛りあがったので、なんだかスッキリとできたから仕方ない。
そして、やはり凛(高梨臨)の恋もなかなか可愛らしことでも注目していたのだけど、チューをする場面がないのは残念としても・・結婚式まで描いてきたのは、やっぱりよかったよかった。(笑)もう少し二人の熱々ぶりなども観たかったのだがね~。
雪乃と光佑(平山浩行)はやはり、敵対関係でなく今回のようにケンカしている方が似合っていたし、ヒガンバナのそれぞれの個性がよく出ていたことでも、けっこう面白い最終回であったと思う。
続編は・・切れがイマイチでもあったからないとは思うけど・・ん~どうかなぁ~ってかんじだなぁ~。
まぁ、最終回は裏ドラマよりも、こちらのが面白かったのだよね。

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