◆◆◆ 概要 ◆◆◆
*2017年9月15日(金)スタート 総合・毎週金曜よる10時<48分・連続8回>
家族に捨てられた、偏屈な数学講師。
彼が、人生を変えるために訪ねた先は、町はずれの小さな朗読教室だった―。【作】大森美香(「あさが来た」「聖女」ほか)
【出演】竹野内豊(NHKドラマ初主演) 麻生久美子 ミムラ 堀内敬子 松岡充 大原櫻子 趣里 戸塚祥太 永瀬匡平泉成 仁科亜季子 片桐はいり / 杉本哲太 柴田恭兵
【音楽】fox capture plan【演出】笠浦友愛 樹下直美 上田明子【制作統括】磯智明
(HPより)
第1話「つまらない男」あらすじ(HPより)
穂波孝(竹野内豊)は、偏屈な数学科の准教授。
話すことが苦手で、学生からの人気もない。
愛想を尽かした妻・奈緒(ミムラ)は、子供と一緒に出て行ってしまう。高校生向けの公開授業では、サービス精神のかけらもない講義をして、孝は話し方教室へ行くように命じられる。
そこで講師の江崎京子(麻生久美子)と思わぬことで口論になり、京子の上司・佐久良(柴田恭兵)になだめられる。
数日後、孝は京子と意外な場所で再会する…。◆今回の朗読作品
この声をきみに 第1話 感想
「つまらない男」
ずばり朗読(群読)の場面にはかなり魅せられた。
すっばらしかった。
感想はそこに尽きるかなぁ。
初回は主人公の説明部分もあるだろうことでも、
それほど全体的には面白さを感じなかったというのが本音でもあるが。
これからもっと本題(朗読教室)の部分が描かれて、もっと面白くなることに期待したいけど、とにかく朗読の部分がクライマックスになっていて、後はそこまでのアプローチ(前提)といったかんじであったなぁ。
ちょっと疑問な「朗読」とか「群読」
朗読は声に出して文章を読むということだけど、声に出して読むだけなら音読。
つまり朗読とはHPに書かれていたのだけど・・
朗読は読み手の声と心を使って聞き手に何かを伝えるための読み方。
そして群読は・・
群読は文章や詩を大勢が分担しながら朗読するということ。
つまりこのドラマは群読の魅力を描きたいということだろうし、
さらに人の声で文章を読むという声に注目しているということなのだろう。
大分説明口調になってしまったけど、感想はそこに尽きるかなぁ。
群読には魅せられてしまった。
朗読教室は佐久良(柴田恭兵)が創めたようだけど、
京子先生(麻生久美子)、邦夫(杉本哲太)、泰代(片桐はいり)、喜巳子(堀内敬子)、絵里(趣里)など個性的な面々の群読はよかった。
役者さんの群読はまさに必見。
声を出して文章を読むだけでなく、心の耳でそれぞれの思いをくみ取ることで、一体感を得ることが目的のようでもあるから、
やはりただの群読ではないという事だと思います。
主人公は京子先生の声に、頭の中のポッカリ空いた空間が一瞬満たされたと言っていたけど、素敵な人の美声にもトキメクということも確かであろうってことでも、
やはり京子先生の朗読に魅せられた・・ということなんでしょう。
とにかく群読する場面がよかった~ということに尽きる1話であった。
「この声をきみに」は再放送は21日(水曜深夜)0:10からです。
もう一度、ご覧になりたい方は是非とのこと。
ちょっと気になった人
趣里さんについて調べたのだが、なるほどでした。
これからの出演するドラマなどを載せておきます。
「この声をきみに」(2017年9月 NHK) - 熊川絵里 役
「トットちゃん!」(2017年10月 テレビ朝日) - 咲子 役
それで・・水谷豊(父)伊藤蘭(母)。
わぁ~知らなかったなぁ~。
水谷さんといえば「傷だらけの天使」なのだよね♪
聖書に等しい。
とにかく京子(麻生久美子)がよかった。
最後になってしまったが、なんていってもこのドラマ・・。
京子(麻生久美子)先生がよかったことでも、ちょっとさらに見入ってしまった。
群読の場面での海辺のシーンには感動してしまったなぁ。
「生きる」の群読している場面・・
これはTVの前の視聴者も、、参加しているといってもいいのかもしれないなぁ。
そんな一体感のようなものも感じられたみたい。
とにかく海と大地をかんじさせる京子先生でもあった。
主人公の竹野内さんであるけど、こちらも芯が一本通っている役柄ともなっていることでも、まぁ、初回はつまらない男といったかんじがけっこう出してはいたとしても、
どこか憎めない人柄をかんじないわけにもいかなかった。
人生を変えたいと率直に思う主人公に共感が持てますね。
「生きる」の朗読(佐藤浩市)がありましたが、少しドラマをイメージできるかと。