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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

37.5℃の涙 第6話(感想)

「抗えない母の支配に現れる救世主と恋の予感」

桃子(蓮佛美沙子)に感じられる母の富美子(浅野温子)を慕う様子や切なさが妙によかったし、桃子と毒母、富美子(浅野温子)の場面が、妙に趣があってくすぐられてもきた今回だった。

桃子と毒母の関係がどのように描かれるのか懸念していたのだが、
それほど心配するほどでもなかったので、観たいドラマに戻すことに決定。(笑)
毒母と桃子の場面は古めかしく何を考えているのかわからない富美子であるとしても、
ユーモラスに描かれているようにも感じられてよかった。
朝比奈(成宮寛貴)が迎えに行って帰る場面なんて、桃子は笑顔を母親に見せたものの、へんな笑い方をするんじゃありません!とそっちで怒られるのもなんとも妙ちくりんでもあった。
子供の頃からあの笑い方だったのも、へんにウケる~。
この笑い方がこのドラマではコミカルな場面として用いられているのもくすぐられるばかり。
桃子の妹が大人になった今、母親の違和感に気が付いたのもドラマとして、救いであったと思うのだが、兄は相変わらずなわけでもあったなぁ~。
桃子が感じている寂しさは母親が原因でもあるが、居場所がなかった子供時代ということなのだろう。

後半から桃子と母との関係に焦点が移るとともに、三角関係に突入していきそうであるけど、心配したほどでもなくドラマの面白味が健在であったことでも一安心であった。

実家に居ても居場所がなかった桃子にとっては、朝比奈の言葉に号泣であったが、
じっと閉じ込めていた辛く寂しいという感情を、やっと開くことができたってことなのだろうなぁ~。
辛い思いを今まで背負ってきたのだということがよくわかる場面であった。

今、桃子の味方が増えたことでも、毒母の話がどう展開するのか安心して観ていけそうであるけど、「なんとかなるさ~」の浅野さんとは違ってなんだか違和感ない口調になってることでも、これはまさに毒母だよって思えますね。(笑)

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