「無実の傷あと」
水野美紀 主演、鎌田敏夫オリジナル脚本でお届けするヒューマン・サスペンスドラマってことらしい。
えん罪を扱うドラマであるけど、無実が認められて塀の中からやっと出られたとしても、
被害者家族にはなかなか認めてもらえないってことなのだよね~。
いくら無実だとなっても、ののしりまくる被害者家族にはもう少し、なんとか説明をしっかりするなどあってもいいと思うわけなのだが、ケアが全然なっていないことにまず、唖然とするばかりでもあったなぁ~。
ドラマ的に強調したかったことはわかるのだが、ちょっと鼻につく展開でもあった。
ほんとうならば、佐久間(遠藤憲一)が梨江子(水野美紀)に付き添って、被害者家族にきっちりと説明にいくことも必要であると思うのだけど、そのへんは個人的な対処ってことになってるってことなのだろうか?
ともあれ、一方的すぎてなんかしっくりこない展開ばかりであった。
感想というよりも、この設定があれこれ絡んくるので、単にえん罪の問題だけではないのだけど、
そこんところが鼻に付くわけでもあったよね~。
嘘の証言をした親友のあずみ(田畑智子)という存在。
ひょんなことから関わり出すことになるらしい美緒(仲里依紗)・・
ってことでも単なるえん罪ドラマということではないってことですよね~。
1話はそんなものがごちゃまぜに描かれていたので、なんだかスッキリしないものを感じるようだったなぁ~。
淡々とそんなものが描かれていることでも不満も出てくるし、
今のところあずみの謎と美緒の謎も同時進行しているので、ん~??ん~~??ってかんじばかりであった。
美緒が関わり出していきそうであるけど、
何か通じるものを感じつつ描かれていくのだろうなぁ~と思えたから、
なんとなく方向性は見えた気がする。
服に穴が開いていた美緒・・ここがフェイクであったりして、えん罪ということもないだろうけど、
フェイクだったらいらっとするかも。
全般的に主人公目線になっていたことでも、いらっとして観ていたのだが、
美緒の衝撃場面はフェイクではないよね~?
ともあれ1話はドラマの描き方にイラッとしたみたい。
全6話でよかった。
*1:お借りしました。