企業再生家という言葉は初めて聞くけど、経営難となってる工場を再建していく軌跡の物語ってことだね。
ともあれ初回は町工場にありがちな後継ぎ問題やら、経営再建で悩む家族たちの様子が描かれていたけど、今は家族が頑張らなくても、こういう助っ人を得意とする人がいるのは頼もしいね。
私が大好きだったNHKドラマ10「タイトロープの女」を思い出したけど、
あちらの娘さん役は池脇千鶴さんであったけど、親父の愛人役の高岡早紀さんと対峙していくというのが見どころでもあったなぁ。
昨今のドラマはどうも経営という問題に焦点を置いていることでも、ちっとばかり物足りないハゲタカファンドってかんじもするが、ハゲタカファンドのスピンオフ小説を原作にした今作ってことだね。
経営にあまり慣れていない家族たちよりも、その手のプロによって再建していき、下町の技術を埋もれてしまわないようにするのも、今の時代にぴったりな内容でもあるとかなり引き込まれたみたい。
やはり社長の娘、浅子（貫地谷しほり）と企業再生家の芝野（玉木宏）との恋模様なども、まぁ、日本的過ぎるようにも思うけど、あってもいいかなぁ・・と期待したもの。
再生家が工場の一員となってしまうということでも、ありうる話でもあると思うのだがかなりその点・・日本情緒溢れるものも観られるといいなぁ～と思う。
罠に落とされたり、煽られたりばかりでは、味気ないし・・。
