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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

ストロベリーナイト 最終回(感想)

「こんなにも人を愛した殺人者がいただろうか ソウルケイジ

3話にまたいで描かれたことからも、なんか間延びしてしまったような気もしてくるけれど、描きたかったことが後でようやくわかったことで、、後から感動がってかんじになってしまったようです。

やはり理解してから涙な話なのだな~というのは、ドラマにして描くのは無理があるのではないかって思ったけど、本で読むからこそわかるところもあると思うですよね。
何度も繰返し確認できるようなことができないテレビでは、かなり無理があったんじゃないでしょうか。
そんな意味で録画機なしでは語れないドラマだったということが言えるでしょうね。

はきっりいってこうも入り組んだ話にはどこか、ウイークポイントがあるのもよくあることで、
左手のくだりに時間が費やされていたのが、やはり大きなポイントになっていたし、
戸部真樹夫(池田鉄洋)と高岡賢一(石黒賢)のどちらかということで、
単純なミスも計算されていたというストーリー性もあまり好きではない部分でした。
単に難しくするというところが好きではないんだけど、
ただでさえ入り組んでいるのに、話をややっこしくしているのってね~
ちょっと父性を語るにしても、もう少しって・・思ってしまいます。

そんなわけで、父性が描かれていたわけですが、あまり涙ってかんじもなかったみたいだし、
まぁ、日下(遠藤憲一)が自分に置き換えるように話していた三島耕介(濱田岳)、姫川(竹内結子)のところは、
じわっときたけど、ラストシーンはあまり感動ってかんじではなかったな~。
姫川が母をぎゅっと抱きしめての部分は涙が溢れたけれど。。

おもしろかった部分として、
ガンテツ(武田鉄矢)のやはり存在感溢れるシーンは、一杯の清涼飲料水を飲むような気がしてしまったけど、
菊田(西島秀俊)が腰ぎんちゃく1号なら、
井岡(生瀬勝久)が2号、そしてどうがんばってもお前は腰ぎんちゃく3号だ。。。
とノリ(小出恵介)にまとわりついているところは思わず爆笑でした・・

さらに「焼酎、お湯割り、芋。」
なんかノリをどうも部下にしたいみたいだったけど、ガンテツの重々しさ健在ってところで、
ぞくぞくしてしまったところだったわけですよね。
姫川と菊田のなんともなかんじもよくわからなかったけど、
殴られていたのかもしれないし、菊田の片思いなのかどうかってかんじもしてしまったけど、
どうなんでしょうかね~
そこらへんしか絡みがすくなかった菊田はちょっと残念な気もしてしまいますね。

日下と姫川の今回のことでの微妙な距離感もくすぐられてしまったけど、
つい口が滑ったという日下の家庭思いなよき父親像にもほんわかとしたものがあったし、
誤字に当て字とかあれこれ書き直せというところもなんかユーモラスでよかったりして、
日下の父性についつい刺激されてその反動で、涙腺が次々に連鎖したってかんじもしてしまったようでした。

やはり映画よりも続編ドラマを期待したいですね♪

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