(周回遅れの感想です。)(ちなみに3話は見損ねました。w)
夫と娘を置いて駆け落ちした律子(飯島直子)が帰って来たけど、
苦労して老けていたらお話しにならなかったのだけど・・。
垢ぬけている美人さんだったということでも災いの種となってしまったか。
村八分一歩手前だというのに、若い主婦たちは律子に夢中なのがちょっとした違和感でもあったけど、やはり美しいというのは無敵ってことでもあるんだろうよね。
幼馴染の友達というのはほんと有難いと思ったし、
故郷に帰りたいと思う律子の気持ちもわからない話でもなかったけど、
後はミキ(萬田久子)が言うように二人の問題だ~。w
村の者たちがとやかく言う話でもないわけだ。
見ていて気持ちがよかったけど、ミキばあちゃんってほんと間違ったことは言わない出来たお方なんだよね。
バシッと言いたいことは言うけど、押し付けることは絶対にしない。
こんな人が村に居れば、もう安泰というものだが、律子が納まるべきところに納まってよかったよ。
やはり今作のよいところというのに、気が付いたのだが、
子供たちが縁側のそばで遊んでいて、いつでもすぐそばに母親がいるというのが、ほんと安心できると言う事だと思うんだよね。
遊べる空間があって、穏やかな時間や人がいて、母親がすぐそばに居てくれるから、子供は安心していられるし、勉強にも身が入るというもんだと思った。
悩みを抱えた子供は勉強すら集中できないことでもね。(NHK君の声プロジェクト?)
つまり家のお仕事全般、嫁の由真(足立梨花)がやって、
家を守っていることが安心の形なのだとひしひしと「安心」ってことでも思ったよ。
それが現代社会ときたら、安心できる家というのがないような、あるような、どっちなのかって・・。
住まいの狭さは置いておくとして、遊び場もないような街では、どうしたもんかってってなる。
無理して働かなければならない親御さんは、子供に負担を負わせていると思うばかりだった。いじめの温床を大人が作ってると多かれ少なかれ思うよ。(飛躍し過ぎか?)
そんなことでもこのドラマを観ているのだけどね。
ほんと今作、とてもいいドラマだと思いますね。
(ちなみに3話は知らぬ間に見損ねていたのでパスしました。)