家に帰ろう~と、ぼそっと病室のベッドから呟く雅彦(木梨憲武)であったが、
家にやはり帰りたいと思う気持ちに、なんだかじわじわっと来てしまったなぁ。
そして、家に帰って来た~と、第一声をあげたかったようだったが、
それも分かる気がしたね。
やはり言葉にすると疲れでもなんでも半減しそうで、取れそうだもん...。
そんなことでも、思いを伝えることは自然の摂理的にも大事なのだと思った。
そりぁ~とか掛け声は絶対大切なのだ♪
(雅彦は言霊みたいな、そういうことをよく知ってる感がある。)
そんなことでも言葉のパワーといったものに、言及していると言ってもよい今作。
言葉で紡いでいくかんじが、心地よくかんじられそうでもあったが、
やはり、娘からの花嫁の言葉には参ったね。
結婚式を決行することになっての瞳(奈緒)と雅彦の最後の夜。
最後の晩。
あ~~もうこれだけでもウルウルしてしまうというものだった。
お涙頂戴ものにしっかりなっていたことでも多少・・・
冷静に観てしまった感じだったのだが、
それでもウルっと来てしまったよ。
あ~結婚式の前の晩かぁ~。
こうなるのか・・・。
娘と父親となると特に来ちゃう。
赤ちゃんの出産も決して容易いことではなかったというのも、
なんだか生の大切さを実感できるものだった。
雅彦の置かれている状況がなんだか、愛おしいものにさらにかんじられたみたい。