ちょっとまとめにくかったのだが、自分のやりたいことを択ぶ高橋(高橋一生)、ようやく決意したね。
自分の居場所のような祖母の家を離れることと、さらに転職ということでも大変なことでもあるけど、さらに咲子(岸井ゆきの)との出会いによって得られた新たな価値観ってことでも、かなりの決断だったはず。
じっと動かないことを座右の銘にしたいほどだったことでも、咲子との取り組みの成果は大きかったなぁ。
咲子が夢と現実の間でモヤモヤしている高橋を気にし、話し合うことにしたけど、あの話し合いで家族のような信頼関係が生まれたとかなり感じられたよ。
恐る恐る、この家を出ていいのか、、尋ねる高橋が印象的だったけど、
家を託せる人が出来たという事でも、もうお互いに家族のような仲になっていたのかもしれない。
縛られることが多い現実なことでも諦めの境地だった高橋であったが、
諦めないことをちょっと止めることが出来たってことでも、なんだか高橋と咲子が生き生きと動き出してくれて、居場所が広がったようで、魂のよりどころも広がったようで観ていて清々しいとってもいいお話だったと思ったよ。
(コロナ的な我慢と諦めの境地などからもね。)
まぁ、家族のシガラミというのもあるだろうから、この2人はとてもよい関係を築けたようでもあったなぁ。
帰ってくることが出来る居場所のような家もあるし、心を共に支え合える仲間も出来たけど、今までの孤立したような価値観に縛られずに、柔軟に物事について考えていくことでの、新たな自分ってことでも、なんだかよいお話であったと思う。