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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

コウノドリ 第7話(感想)

ん~~やはり秀作なドラマだ。
赤ちゃんが生まれる現場ってことでも感動するのだが、
さらにこのドラマの場合は涙と至福・・、
さらにくすぐられてしまう部分とツボる部分も盛り込まれていて、
まさに、色々なもんが混然一体となってるから見入ってしまうのだよね~。
今期BEST3に入るドラマ間違いなしとかなりに実感するところでもあった。

今回のテーマはまぁ・・産科医VS助産師といったところだと思うけど、
助産師の小松(吉田 羊)と野々村(冨士眞奈美)、
そして妊婦の森亜沙子(南沢奈央)のエピソードによって、
助産師の思いがしっかりと描かれていたことでも、今回もなんともよかった。

それにしても出産の場って、産科医は見守るだけなのだなぁ~。
不安と痛みに付き添うのはむしろ助産師であるということであったが、
山田郁美(足立梨花)の出産シーンがそれをよく表してもいた。

先生何もしないじゃないですか?何かして下さいよ~と鴻鳥(綾野 剛)に、
言葉を吐く山田郁美(足立梨花)・・
痛みに耐えかねるあまり、つい小松(吉田 羊)の顔もぶん殴っていたのだが、
面白がる場面ではないとしても、
実際ありそうなことでも、妙にツボるよね~。
痛くもないと、平気な顔をする小松もさらにツボる。

え~、そうなのかぁ・・と思わずほっとさせてくれる部分も盛り込まれているのだが、
理想の母親になるには助産院で自らの力で生むことなのだと、
固く信じている森亜沙子(南沢奈央)であったけど、
観ている方も野々村の一言にはほっとして納得してしまったなぁ。

帝王切開で子供を生んだの、それも二人も・・には、
ストンと落ちるものがあった。
助産師の小松(吉田 羊)と野々村(冨士眞奈美)のその後もさらによかったのだが、
出産は怖い・・という思いを伝える小松であったけど、
失敗は許されないことでも、臆病な方がちょどいいってことですね。

小松の母への思いと森亜沙子の母への思いも描かれてもいたのだが、
母親の存在を強く意識し、自分もそうありたいと願ってしまうということなのだなぁ・・。
母親の偉大さと強さを実感するところでもあった。

辞めるかもしれないと言っていた小松であるけど、
ずっとここにいるよって聞いた下屋(松岡茉優)のゴロゴロ猫みたいに甘えちゃう場面もよかったし、
ひっぱたかれても、懐かれても、どんな場面でも画になってしまう小松さんはかなりツボるところでもあったなぁ~。
小松と同じ助産師の角田真弓(清野菜名)を温かく見守るところもいいかんじであるのだが、
角田もなんだか雰囲気を持っているのもなんだかいいよね~。
角田は妊娠してしまったらしいけど、ジョンレノンエピも付いてきたりして、なんとも愉快であった。
白川(坂口健太郎)は観ている方がちょうどいいのだってこと・・。

もてる白川であった・・。

それからそれから、
父親を意識し始めてから、鴻鳥の包み込むような作風が変わったみたいなのだが、今橋(大森南朋)の川の字エピもよかった。
どのシーンもよい場面しかないなんて・・まさに秀作。

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