やはり、なあなあになってしまいがちなドラマ撮影を嘆いているように感じられたけど、さすが熱護(船越英一郎)帝王なことはあると思ったよ。
頑なに自分の理想とするドラマ作りの在り方を曲げないことでも、帝王と呼ぶ違和感も感じられないのもよかった。
熱護の熱いポリシーが回りに伝わって、それぞれをいい方向へと導いていくストーリーであるように思われたけど、
そんなことでも観て行きたいドラマとなりそうでもあったなぁ。
まぁ、ありがちな設定といえばありがちなのだが・・・。( ´∀` )
それにしても三台のカメラで一発で撮るとは、
ホールインワンを決めるシーンだったことでも、かなりのムチャブリではあったけど、
やはり、どうせ入らないと諦めて望むのではなく一発で決めてやるという熱い魂が大切なんだろうね。
その為にもあの特訓があったってわけか。
今回、熱護のドラマ作りへの姿勢を観ていて、
スタッフたちからツマラナイと言われた女優さんのことを思い出した。
スタッフに「演技がつまらないから撮ってても楽しくない」(日曜日の初耳学)
と、昔言われたそうです。鈴木京香さん。
まぁ、現場が楽しくないというのは感動もないと言う事にもなる思うのだけど、
やはり、スタッフの方々がまず感動できなければ、ドラマも面白くないことも明白。
ともあれ演技の前に人と成りといったものも、もちろん関係してくることは容易に察せられますね。
奇麗だけではお芝居は成り立たないということなんでしょう。
熱護の事務所の社長は、さらにスタッフたちへ美味しいカレーの弁当を用意していたとは感動するばかりだった。
そんなことでもスタッフの目もキラキラ輝いていたようだけど、理想的なドラマ現場ってこうじゃないとってことですね。