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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

「スニッファー 嗅覚捜査官」第3話 感想

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耳鼻咽喉科の医師、末永(井川遥)と華岡(阿部寛)のデートシーンが観れたことでも、今までよりうるおいのあるものになっていたので、3話は好みな展開でもあった。
今までは医師と患者という関係だけだったことでも、味気なかったのだが、動きが出てきたことはなんだか、ドラマ全体的にも明るさが増してきたようでなんだかよかった。

絵画の贋作を見抜いた華岡であったのだが、嗅覚がいくら優れているとしても、証明できないもどかしさを描いてきた今回は、一話二話とは違った展開になっていたのもよかったところ。

美術館館長の塔子(川原亜矢子)と学芸員の志村(イッセー尾形)が絡む今回は、大掛かり絵画を売買するマーケットが存在することを突き止めたけれど、肝心の鼻を何者かによって負傷してしまったことでも、さらに末永との関係が深まっていくのもよかったなぁ~。

嗅覚が正しいとして、贋作であると言ってしまったことでも、非難を浴びることになるのだが、華岡が謝罪をしてくるのも本物を見つけるための芝居であったとは思いもよらなかった。
それにしても志村は本物の絵画を渡すときに、華岡たちが来ることなど知る由もなかったのだから、なぜ多くの贋作を一緒に並べていたのか疑問でもあったなぁ。
まぁ、それは目をつぶるとして、自分の描いた力作が本物と変わらないことを華岡の鼻で証明したかった(確かめたかった)てことだと思うのだけど・・・。
まぁ、キリマンジャロのコーヒーの香りも付着していたようだし、本物はしっかり管理されてることでも薬品の匂いがしたということでも、そもそも腕前は関係なかったというのも、寂しいような結末でもあったか。
贋作を手掛けた画家として、本物は何をもって本物とするのか・・という問いでもあったようだけど、志村の画家としての生き様が垣間見れたのもよかった。

次回の黒木瞳さんがゲストてことでも、さらに期待したい。

この名画はニセ物だ!超人的嗅覚で、絵画の嘘を嗅ぎとった華岡(阿部寛)。彼の衝撃発言に世の中騒然、文科省、美術館は猛反発!さらに真相に迫る華岡は何者かに襲われる!

番組内容

天才画家の名画が、ドイツから返還されることになった。華岡(阿部寛)は由紀(井川遥)を誘い、プレス向けの内覧会に出席するが、絵の匂いからこれがニセ物だと主張する。華岡の発言は文科省を巻き込み、国際問題へと発展。科学鑑定の結果、絵は本物と証明される。ピンチに追い込まれる華岡は、美術館長の塔子(川原亜矢子)がニセ物作りに関わっていると疑い、達郎(香川照之)と捜査する。そんな矢先、華岡は何者かに襲われる。(Yahoo!テレビより引用)

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