このドラマが一番描きたかったのが今回といったかんじ。
初回あたりはまさか家族のことまで描くとは思わなかったのだが、
ガッツリと描いてきたのはNHKらしいところでもあった。
男だった子が娘のような恰好をして、チャラチャラと町を歩いていたりしたら・・
キモイとか親不孝者め~~とか!!
不良~~!と、、「村八分」対象になっちゃうような案件。
そんな世間の白い目にさらされて、嫌な思いをするのはやはり、田舎でずっと生活している家族であるわけだよね。
そんなことでも兄の怒りというのも当然であったなぁ。
しかし、父親は違っていた。(そんな世間の白い目に屈せず、最後は守るのだ。)
息子が娘になったとしても、子供の幸せを願うのがやはり、、親なのだ。
世間の目にふれて一番苦しんでいるのは息子である・・
いつの時代も親は、とくに今回父親としてはそんな息子を無償の愛で受け止め、受け入れたことは素晴らしかったなぁ。
(ひどい親によっては・・事件に発展してもおかしくないのだよ。。多分。)
世間の白い目などに気にせず、最後は子供の味方となって受け止める父ちゃん・・。
あぁ~~~。(泣)
そんなことでも災い転じて福となる・・里帰りなお仕事であったけど、
田舎に帰ったことでも、今までどうしてよいのかわからなかった家族とのそんな問題に、ある答えを見いだせたのはよかったね・・・みき(志尊淳)。
兄もきっと、きっとわかってくれるはず。
それにしても田舎まで追いかけてくれた後藤(町田啓太)であったけど、そんなこともあるだろうという懸念もあてのことなんだろうね。
とにかく滅茶苦茶に良いやつ後藤にも拍手を送りたいばかりでもあったなぁ。