なかなか老舗を歴史的見地から見ると興味深い。
以下、情報量も多いので主な台詞とそのコメントってことで・・。
美雪(早見あかり)の家に呼ばれた財前(清水尋也)
- 日本人にはもともと投資の才能がある
「日本の子供たちは世界一優れた経済観念を持っている」
漫画が売れたのは本屋で子供たちがお小遣いで買ったから。
無条件で子供にお金を与える国は珍しい。
つまり、300円で遠足のお菓子をどうそろえるか、限られたお金の中で満足できるかを子供の頃から追及。
「日本人は投資もうまかった」
1730年江戸時代、大阪の商品取引所
信用取引によって現実にない米を売買していた。
世界最大規模を誇るシカゴ取引場ができる100年も前の話。
- 昭和10年代、投資から貯蓄の国へ変わった。
貯蓄で武器を買ったり、さらに戦後は郵便局ネットワークによって、公共事業を後押しをして戦後の復興を遂げた。
80年以上にわたって預金し、お金は金融機関に預けるものといった習性がすっかり沁みついてしまった。
他人に判断を委ねてはだめだ。
公共事業より有望な企業に投資する方が国も発展するんだ。
年配者はもう「刷り込み」をはぎ取ることはできないんだ。
君たち若者はまだ間に合う、自立した個人として生きるんだ。
<美雪の祖父の藤田繁富(大和田伸也)が渋く解説)>
投資文化の研究する2人
会社「四季報」を見せる美雪。
四季報は株式投資のバイブル!!ってことらしい。
上場企業の情報がまるごと一冊に載ってるのは日本だけ。
日本企業の歴史や変転まで全部載ってる。(変転って普段使わんよね?)
お弁当文化に因ると推察。
コスモ(宇宙)だ。
(四季報は企業情報のお弁当よ♪だって。)
変転という言葉が分からなかったのだが、やはり、普段使わない言葉が入ってるのは困惑する点である。
街に出て企業の名前を調べる二人・・・
コンビニの棚にある企業の名前をチェック。
四季報の創刊号登場
(ものほんぽいけど白い手袋をした女性が立ってる。)
東洋経済新報社の高橋志津子さん登場。
(多分本物。)
創業当初からバカでかい企業などないことに気がつく。
初めは皆小さかったんだ。
やがて日本を代表する企業となった。
トヨタも本田もパナソニックもソニーもソフトバンクも楽天も
皆初めはベンチャー新規事業だったんだ。
100年以上も続く企業が世界一多い。
日本は多いのはなぜ?
長く続きする秘訣は・・
「変えないこと&変えること」
創業150年小田原のかもぼこの老舗、「鈴廣かまぼこ」は、
「老舗にあって老舗にあらず。」
時代はどうあれ変えてはならないことは頑なに守り、
変えるべきことは変える勇気を持つこと。
他にも老舗の極意は「馬鹿は切る」だ
商人の街、大阪船場では「息子は選べんが婿は選べる」という格言がある。
娘に優秀な婿をとらせ、後を継がせるという女系相続が盛んだった。
横浜、崎陽軒の「シウマイ弁当」を買ってくる父親
(シウマイなのね~)
あえて上場せず、ローカルブランド徹することによってナショナルブランドも超えるブランドを目指している。と推理する財前。
(お~~なんか凄い)
「孝史、なくなっちゃうぞ。」父親の孝彦(小木茂光)
「なくならないでしょ。」母親の律子(芳本美代子)
「皆一人一個でしょ。」母親
「/*-+-*/~~」父親
(ココ以外と普通の会話なのになぜか面白い)
古くからの老舗でなくてもブランドを確立した企業はたくさんあると予想。
日本のブランドを徹底研究
シマノ・・
自社製品でシェアを伸ばしている会社
シマノの釣り道具
オルファのカッター
YKKのファスナー
他にもダイキン、キャノン、村田製作所・・・。
日本は隠れブランド大国であることに気が付く。
種子島の鉄砲の授業場面
舶来品をお手本に分解して作った種子島の精神が受け継がれる?
日本人は「おたく」?
日本人は諦めないことでも、「凝り性」かも?
ブランドとはつまり「心」だ。
と説く戝前であった。
(諦めないで、どこまでも掘り下げて研究する気質ってことかなぁ。)
なかなかの情報量で少々時間がかかってしまったが、
シウマイ弁当が食べたくなってしまった。
早速検索したらラスカ小田原店を見つける。(笑)
お~工場から直送しているお店がけっこう神奈川県内はありますね♪
とにかく駅弁って美味しいんだよね~。
まとめ
けっこうこのドラマ凄いわかりやすいですね。
で、おや?
語りは堀江貴文さんであったということで、ちょっとHPのコメントを載せておきます。
投資やお金に関して勉強する機会は、学校などではあまりないと思うのですが、「インベスターZ」を見れば、大丈夫だと思います。本当に学校の教材にした方がいいのではないかと思うぐらいです(笑)