病理医の部分だけを除けば、ほぼよくある医療ドラマでもある。
決め台詞を入れ込んだということだろうけど、やはり、シリアスなドラマなのでドクターXのようにはいかない。
あんたバカなのか?というちょっと癖が強い言葉も、違うってことで押さえてきたことでも、初回の痛快さが失われてきているのが、残念でもあると思う。
まぁ、俺の言う事は絶対だという決め台詞でも十分だと思うのでいいのだが・・。
しかし、絶対だというのは傲慢さもかんじられてしまうみたいで、「私失敗しないんで」のような俺失敗しないで、でもよかったかなぁ。
どか~んと大きな口をたたいた後で、病理医が黙ってろ~とか言われて、俺失敗しないんで・・。の方がいいと思うのだよね。
それだとまるまるマネになってしまうのだけども・・。
岸(長瀬智也)とまどか(小雪)の対立は、過去の経緯も重なっていたということだけど、少々、これってベタなんじゃないかなぁ~と、思う。
女性であるからわかってほしい部分もあるという過去エピソードが織り込まれていたのだが、まどかのエピに今回の案件で対立させたというかんじにしか思えなかった。
今一つ丁寧に描かれていないようにも感じられていまひとつなかんじであった。
それぞれのキャラクターは面白いのでいいのだけど、物語の設定がどうもベタなものになってきたのが、問題点でしょうかね。
岸らしさは出ていていいのだけど・・。
フラジャイル 第1話(感想)
フラジャイル 第2話(感想)
フラジャイル 第3話(感想)
*1:お借りしました。