長谷部由美(水野美紀)が指摘したように、人を見てないとはどういうことなのか?
心の内面の動きであることは言うまでもないわけだけど、
悲しみ、喜びといったものが、どういった事で生じて行ったのかとか、
そこには健常者との垣根もないってことなんだと思うんだよね。
障害者をどこか馬鹿にしていることでも、馬鹿にすんなぁ~と思った初回のハルも当然の怒りであった。
しかし、2話になってから、ハルのそんな気持ちに幅が出来たというか、
寄り添い始めたというかんじが出て来たわけだけど、
これって今までも何度も描かれたような王道なものなのではないかって感じもしてしまったかなぁ。
そんなことでもやはり、未来(伊藤万理華)とハル(和合由依)が距離を縮めるあたりは感動的にもっと観たかったかもしれない。
そして、感動ポルノかぁ~。
この言葉も知らなかったことでも、ググったけど、そういった目線で見られるのも苦痛だよね。
つまり、そうした偏見といったものが付きまとうわけだが、そこに目を背けないことでも、未来の目線があると言う事だとも思ったよ。
目を伏せるのではなくまっすぐに受け止めていくのが今作の隠れたもう一つのメッセージなのだと・・・。
ともあれなんであれ・・・
やはりといってはアレなのかもだが、ドラマを初めて手掛けることになった吉澤未来が魅力的だったなぁ。
主人公でもあるから当たり前でもあるけどね。
一旦整理すると・・・
ドラマ班に異動することになった吉澤未来(伊藤万理華)が、局をあげた「多様性月間」というキャンペーンの一貫として障害者を起用したドラマを作ることになるというお話であるけど、なかなかどういったドラマにしていくのかと、いったことでも視聴者参加型のドラマといった感じもしたみたい。
そんなことでも考えさせるドラマといった側面があったような気もする。
そこらへんの説明が大半を占めていたと思うことでも、なんだかわかり辛いお話になってしまった感もしたかなぁ。
そして、そんな設定で観たいドラマになっているのか?
これが肝でもあるよね。
よくわからなかったが町田(岡山天音)はスクールカーストの逆を描こうとしていたようだけど、スクールカーストと障害者への偏見を一遍にまとめて描くといった意欲さが感じられたことでも、町田の才能にも引き込まれてもしまったみたい。w
(岡山さん、また出た!!というかんじでもあったのだが、出来る男いいね。w)
ロミオとジュリエットを反対に演じたいというハルの心の高まりぶりもなんだか良かったなぁ。
次回も期待してます♪