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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

偽装の夫婦 第8話(感想)

「驚愕の再会!変わり果てた夫に妻は…」

今回、脚本家さまの真骨頂といったかんじだった。
どうもストーリーを展開していくというよりも・・
人間の内面を基調にしているといったドラマであるなぁ~と思うところであった。

そういった意味でも演劇型なドラマになってるのだが、
定点的な場所と数人の登場人物たちのやりとりで構成されているというわけなのだろう。
今までのドラマでもそのようなことが見受けられることでも、ちょっとわかった気がしたなぁ。(笑)
普通ならばストーリーが展開していくのだが、内面の動きが展開していくのだ。

内面の動きという点ではヒロを演じる天海さんには、
どうも動きのある方が得意とすると思われたから、正反対といったかんじがしたのだが、
何かを取っ払う為にこの役にのめりこんでいる、といったかんじもやはり受けちゃうのだなぁ~。
そんなことを考えながらも視聴していることでも、
なかなか主人公に感情移入が出来辛いっていうかんじなのだけど、
どうもこのドラマは、なんかそんなかんじなのだなぁ~。

ともあれ、演技派たちがあれこれ爆走・・であった今回は迫力があってよかった。
とくに叔母の照乃(キムラ緑子)の火傷の秘密にまつわるエピはウルウルときてしまった。
そして、あっちもこっちも熱演であったと思うのだが、
内容的なものよりも、演技面に酔ったというかんじになっちゃったようだった。
こんなお芝居が観れたのは、初めてだったかもしれない。
照乃や天人(佐藤二朗)、八重子(坂井真紀)そしてヒロ(天海祐希)のお芝居は迫力があって、なんともいいかんじであった。

そして、内面と反対に笑みを浮かべ出した超治(沢村一樹)なのだが、
こちらもやはり、なかなかのものであった。

といったことでも、内容がどうも入り込めないというか、
特質な関係なことでも、わかり辛いというか、
偽装の夫婦ということでも、心と表面は違っていて偽装しているのだってことかなぁ~。
文章が顔の表情であり、内面は違うものをかんじていることもあるのだが、
まさにこの偽装という面は誰もが持っていることなのだということを言いたかったのかもしれない。

やはりヒロは心の中で毒づいてい方が、活気があると言うか、
生き生きしていると思うのだが、、
裏表があってこそ、世の中、おもしろいのだってこともあるのかもと思った次第であった。(笑)
裏表があるから面白いのであってさ~、
そのまんまって、理想であるけど、そっちのがいいと思うのだけど、
人生にはスパイスが必要だ、、なんて誰かいってなかったっけ?・・
そこは楽園なのだけど。

演技派ってことでも、ドラマの秋\(^o^)/。

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