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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

デート ~恋とはどんなものかしら~ 7話 感想

母の留美(風吹ジュン)が手術することになる今回、巧(長谷川博己)にとってはあれこれ散々な目にあってしまった。

父親と秘かに母が会っていたなんて
ひどい別れ方をしたというのに、知らぬは巧一人だけだった。
さらに、母親の入院があんな展開になっていったのも
悲しい巧のエピソードであったなぁ~。(笑)
なぜか悲惨な目にあってしまうことが前回から多くなっている巧であるけど
悲惨=ツボとなってしまう巧がなんとも見応えが出てきていると思う。(笑)

それを受ける依子(杏)もなかなかハッとするような表情をのぞかせることが多くなり、
やや気が重そうな気だるい雰囲気がたまらないっていうか、そんな表情がなんとも微笑ましくて好みになってしまったなぁ・・。
ともあれこの2人が結婚について協議し、母親の不治の病ということでも結婚を詰めていく様子が可笑しくて、なんだかユーモラスなかんじで可笑しかった・・。

まぁ母親を癌で亡くした依子なことでも、母親と同じ症状であったら、心配してしまうのは当然であったから、大きなお世話になってしまったにせよ・・巧に辛い言葉を浴びさせられてしまったのは辛かっただろう。
良き事としてせっせと父親を呼び寄せ、結婚をと進める姿を巧に問われるなんて、思ってもいなかったと思うし
母親が死ぬのを待っているのかとまで言われるなんて、辛い場面であった。
しかし、巧の思いはしっかり胸に熱く残っていたというのがなんとも、いい話しであった。

母親のことで悔やんでいた父親の俊雄(松重 豊)に励ます電話をしていたけど、
頭が真っ白になり、何をしていいのかわからないまま呆然として
ただうろたえているのが人間なのだということがわかった依子のようでもあったのだが
つまり感情を表に出すことが大切なことなのだ、必要なのだということが、肌で感じ取ったみたいであった。

仲睦まじい巧の母親と父親の様子であったことでも・・・
泣きじゃくりながらもあんなにうろたえてしまう巧であったことでも・・・
行動を迅速に能率よく行うことをモットーとする依子にとっては
青天の霹靂(せいてんのへきれき)のようなものであったのだろう。
(恋とは生産性もないし、ただの愚かな行為なのだと決めつけていたわけだけど、ちょっとざわついてしまうエピソードになってしまったようであった。次回爆発か?)

まとめ

分が悪くなっちゃったときの依子のゆがみ顔が、つぼったけど
子供の頃のような表情になってしまうのも可愛い~。(国民的女優?に納得)
そういえば泣くことはあっても気持ちをぶつけてド派手に怒ることはなかったと思うけど
確実に二人は感化せれているし、気持のキャッチボールが出来ているというかんじであるなぁ~。
また、そんな微妙な表情の変化がうまいと思ったけど、とりわけ、杏さんの表情には引き込まれてしまった。
気だるい表情がなんとなく変化が出てきているようにも思えた。

今回のドラマ設定は1月19日あたりだったけど、3月3日の依子、雛祭りエピソードも観てみたい気もする。
興味深いキャラクターだぁ~。
3月ていうと、もう、、3月かぁ・・・ってかんじのこの頃です。

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