SpringStar★

ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

ゴーストライター 8話 感想

「作家・遠野リサの死。よみがえる若き才能」
見応えがあった。
美鈴(キムラ緑子)の逆恨みがあんな展開になってしまうとは、というかんじであったけどそこそこ納得。
母親の本を買いにやってきたのに、川原(水川あさみ)先生のサイン会と同じ場所だったというのが
運命を感じるとしても、火事と同じようなあれ?ってかんじが歪めないとしても
黙ってそばにいる美鈴にとっての気持ちがここで爆発することになるとは思わなかったなぁ。
(花道その1といういかんじであるけど、まだ8話・・・その2も用意されていてもおかしくない。)

川原先生として何もなかったように淡々と仕事の話しを進める神崎(田中哲司)の強かさと
川原はもとより、小田(三浦翔平)の戸惑いが、
しっかり描かれていたし、
リサと川原、リサと神崎のその後も見応えがある展開だった。

リサにひっぱたかれても、動じない神崎であったけど、謝るでもなく不動なまさに強かな男だ・・。
それだけに長年そばにいた美鈴の気持ちが爆発してくるとは、驚くばかりであった。

初めて川原作として書かれた原稿が面白いものでもなかったとしても
今出版することがチャンスなのだという神崎の言葉を、認めざるおえない小田であったけど
相変わらず手の平状態にしてしまうばかりの神崎がやはり、憎い。

まとめ

時間に縛られて生きてきたリサであるけど、
自由に、自分らしくありのままに生きることがリサ(中谷美紀)の願いとなっていく今回であった。
自由を手に入れることができたのだから、もう、小説は書かないと断言したとしても
書くことを取ったら何もないことに、気がつくという次回なかんじがなかなか面白いなぁ~。

自由を手にした瞬間、求めていたことよりも違っていたというのはよくあることだと思うことでも
ドキっとするラストの枯れた植木・・・であった。

縛られるものがなくなったとしても、自分らしさを取り戻したことにはならないってことなのだろう・・。
書くことへの執着をのぞかせる川原への言葉・・
「追い詰められ死を意識したとしても、どこかで楽しんでいたはず」・・が、小説家リサを感じさせるばかりであった。
火事を思い出さずにはいられない。

TOP