「サプライズパーティ殺人事件!マヤも逆上・横暴上司に復讐したのは誰だ」
大隣志郎(ダイアモンドユカイ)のサプライズ返しの為の嘘は、忠実な部下の脇本司(柏原収史)には通用しなかったというわけか。
度を超えたサプライズが原因となってしまったしょうもない事件なのだが、
まぁ、このドラマが扱う事件としては無難にマッチしていたと思う。
2話~3話あたりのややっこしい事件はうんざりしてしまったことでも、ほんとこのぐらいがこのドラマには合っていると思う。
ドラマの内容にマッチした事件を考えていなかったような1話~3話あたりは、視聴率に影響を及ぼしているとも言えるのかもしれない。
ワインのラベルの内側にメッセージが隠されていたとしても、全体的な流れはあまり大した内容ではなかったようにも感じられたことでも、物足りなかったみたい。
もう少し練ってくれてもよかったようにも思う。
◆マヤのボケもいいかんじ
不二子(吉田 羊)と微妙に対決しているマヤ(多部未華子)のあたりも味わい深い仕上がりになっていて、マヤのドSぶりだけでなく、ボケをかますのもいい感じだと思う。
天然ボケっぷりがいいかんじなのが代官(大倉忠義)さまであるけど、マヤも微妙にボケが入っていると思う。
冒頭の毒味やら、代官の家にちゃっかり馴染んでいたり、ごはんも当り前のように食べていたりと天然なのか確信犯なのかってくらいであるけど・・
そもそもドラマの構成がボケ設定となっているってことなのだなぁ~。
上司の不二子がいないような設定になっていることでも、まさに設定からボケまくっているのだが、このドラマはつまり自らボケるというよりも、ドラマ全体からしてボケている構成なのだってことですね。
確信的に存在するマヤのボケに対して、不二子の無言の突っ込みなどなどもいい塩梅であると思うばかり。
今回は上司と部下の思いが違っているという視点で事件の方も描かれていて、
まとまりが感じられるのもよかった。
*1:お借りしました。