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「はてなブログ」β版について

はてなブログ」β版が動き出したようですが、ITmedia ニュースでの記事を見ていると、熱くブログについて語られていることが印象的でした。
今使っているこれはハテナダイアリーというものであるけれど、
ブログといってもいいわけですが、正確にはブログではないんですよね。
違いがいまひとつわからない気もするけど、

トラックバックはもう、終わっている」
ということも新鮮な見解であったり、近藤社長のブログ哲学・・

ブログは自分の人格みたいなもの。ネット上でのホーム。
Twitterはホームというより、『そこにいる』という感じ。
Facebookはクローズドなので、『友達の中のわたし』。

にも共感できますね。
TwitterFacebookなどコミュニケーションに抜き出たサービスが増える中でのブログの位置というものが確かにあるように思いました。

以下、ITmedia ニュースの記事の引用です。

はてなの新サービス「はてなブログ」のβ版が11月7日、公開された。現行の「はてなダイアリー」は、8年の歴史を持つ老舗ブログサービス。その間、SNSTwitterなど新しいサービスが次々と登場してきた。しかし2011年、はてなが投入してきたのは清々しいほどの直球、「ブログ」だった。30代男性ユーザーが目立つダイアリーに対し、「子育てするお母さんにも使ってもらえるようなシンプルなブログ」を目指すという近藤淳也社長(36)と開発を担当したディレクター、大西康裕さん(36)。その真意を聞いてみた。

●「絶対に必要な機能しかつけない」

 「僕には子供がいるのですが、保育園の集まりで『ブログサービスやってます』と自己紹介すると、お母さんたちに『難しそうですね』と言われてしまう。その時に、『ぜひ使ってください』と言いたいのですが、ダイアリーでは確かにちょっと難しくて」と笑う大西さん。

 ダイアリーは現在、100万件近いブログが開設されている老舗サービスだが、「はてな記法」と呼ばれる独自の記述方法があるなど、決して初心者向けとは言えない。対して、今回リリースされた「はてなブログ」は、リッチテキストエディタも採用されている。文字の大きさや色など、記事を書く段階でイメージが分かる「見たまま編集」が特徴のひとつだ。

 開発は、今年8月から始まった。「基本的にはダイアリーを進化させるという目的があり、ダイアリーを新しくするか、全く別のサービスにするか、開発の初期では決まっていませんでした」と明かす大西さん。しかし、思い切って新サービスへと舵を切ることになった理由を、近藤社長はこう説明する。「ダイアリーは2003年から始まってもう8年経ち、設計が古くなってしまっていました。ちょっとずつバージョンアップをしてきたけれど、ちゃんと体制を作って取り組もうと思いました」

 8年間で、ブログの使われ方も変化していた。以前はコメント欄で友達とやり取りしたり、トラックバックを飛ばし合ったり、コミュニケーションツールでもあった。「今はTwitterFacebookなどコミュニケーションを目的とした、より洗練された仕組みが出てきています。その中で、ブログはある程度、文章やコンテンツをまとめておく場所という位置付けがクリアになってきた。今なら、そこだけにフォーカスしてシンプルにできる。他社も含め、ブログの機能が増えてごちゃごちゃしてしまっていたので、絶対に必要な機能しかつけないという堅い決心をして作りました」

 例えば、「はてなブログ」にトラックバック機能は付けられていない。今のところ、ユーザーからの要望もクレームもほぼないという。「みんなトラックバックは標準機能だと思っていたのに、あれはもう終わっていたことが分かりました。動いているサービスから機能を取り除くことは難しいけれど、新しくシンプルなものを作れば、これからブログを始める人にも分かりやすい」

●「オープンインターネットの中のわたし」

 そこには、近藤社長のブログ哲学がある。「ブログは自分の人格みたいなもの。ネット上でのホーム。Twitterはホームというより、『そこにいる』という感じ。Facebookはクローズドなので、『友達の中のわたし』。ネットを始めたから、いきなりブログを書いてと言われても書けないし、友達とのおしゃべりの方が始めやすいので、SNSからネットに入る人が増えている。一方で、友達とおしゃべりしているだけが人生ではない。そこから一歩進んで、社会に出て行った時の居場所としてのブログも必要だと思います。『オープンインターネットの中のわたし』が、そのポジションです」

 さらに、ブログには「出会い」や「気づき」があるという。「僕は大学のホームページに写真をアップしていたのですが、1日数十人しか見てなくて何のためにやっているか分からなかった。でも、ある日突然、尊敬する先生に『君の写真のファンだ』と言ってもらえた。すぐにはアクセスが増えなくて残念だったり、たまにきついことを言われて怖い思いをすることがあるかもしれないけれど、人のつながりが広がったりもする。予想外のことが起きるのがブログ」

 そこで、ユーザーにとって気になるのは、ダイアリーとの関係だ。「ダイアリーと『はてなブログ』のユーザー層を分けて考えてはいません。センターは同じで、半径を広げたい。半径を広げられない理由としてシステムが難しかったのなら、サービスで取り除くというのが、『はてなブログ』です」と近藤社長

 大西さんも「はてな全体のユーザーは男性が7割。ダイアリーは30代の男性が中心で、ギークな人や文章を書く人が使うというイメージがあるのも事実ですが、普通の日記をつづっている人も多い。そういう層を増やせれば」と話す。「はてなブログ」では、従来のはてな記法も利用可能。ダイアリーの代替となり得るサービスに成長すれば、ダイアリーから「はてなブログ」への移行プランも用意したいという。

 現在、「はてなブログ」は招待制で、ユーザー数を限定して運営しているが、寄せられたフィードバックは好評。「こちらが思っていたより大きな反響を頂いています。『今更ブログかよ』と言われるかなと思っていたのですが、『ちゃんと文章を残そう』というメッセージに共感したという声に心強く思っています」と大西さん。「招待された人の7割がブログを書き、アクティブな状態が続いている。新しくブログを作るというのは、決心が必要だけれど、ブログはまだまだここから始まると考えています」と近藤社長も手応えを感じている。

●「基本的に芯はぶらさない」

 今後、「はてなブログ」は、文中のキーワードが自動的にリンクされるダイアリーの仕組みをリニューアルして新機能として導入、スマートフォン向けアプリも計画している。「作っているうちに違うものになる可能性はありますが、ブログにネタとなるような記事を提供して敷居を下げれば、もっと書いてもらえるのでは」と近藤社長。公開範囲の設定やデータのインポート、エクスポート機能など、ユーザーからのフィードバックを参考にしながら、「はてなブログ」ならではの機能を検討中だ。

 また、「はてなブログ」以外にも、はてなから大型のリリースが相次いでいる。11月10日には、女性が読んで楽しめるはてなブックマークの話題を紹介するiPhoneアプリ「B!KUMA girls」、11月22日には、Twitterfacebookの友人が話題にしている記事を見られる「はてなブックマーク」の新ユーザーページを招待制で公開した。近藤社長は「ユーザーを拡大してゆくために、いろいろな作戦を考えていて、仕込んできたものがこの秋にたくさんリリースされています。『B!KUMA girls』はコンセプトを絞ったアプリで、はてなブックマークぐらいデータ量があると、女性という切り口だけでも作れると思っていた。思った以上に好評を頂いているので、次の展開を考えたい」という。

 「基本的に芯はぶらさない。活発に使って下さっているユーザーがいるのが、はてなの強み。満足してもらうために製品を磨くのも大事。でも、今まで使っていない人に、はてなを使って頂くため様々な戦略を立てています。ひとつひとつのプロダクトでユーザーの半径を広げていきたいです」。はてなの攻勢はまだまだ続きそうだ。

(ITmedia ニュースより引用)

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