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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

IS(アイエス)~男でも女でもない性~ 第6話 (感想)

IS(アイエス)~男でも女でもない性~ 第6話
「男でも女でもない性手紙…暴かれた秘密」

なんでもオープンにして自らの気持に向き合っていこうとする春であるけれども、
恋に関しては、ちょっとそうもいかないということで、さけて通れない一番難しい問題にさしかかったようです。

伊吹憲次(井上正大)の父親は、そのことについて、息子は子どもが大好きなんだと、子が生めないことを前提にしたように、憲次から退いてほしいと言ってました。

以前にもこのへんは、説明がされていたのかもしれませんが、
ISといってもあまりわからないことばかりであるわけだし、子を授かることができるのかどうかはっきりとその辺を、しっかり説明してほしいところでした。

ドラマの内容は春の恋ということに焦点が絞られていて、そばに居ればいるほど、うそをつくことになると、いうことばかりを強調していて、恋についてはしてはいけないというタブー視な正論ばかりを押し付けるというか、わかりすぎる展開でここはドラマとしみてもちょいつまらないところでした。

ここで止まらずに春の見解をバシっといっきに示してほしかったし、他にも描くべくことがあると思うのでなんとなく、山場みたいにしているかんじはいらなかったところですね。
このドラマ的に星野春(福田沙紀)が生き生きしていて、すがすがしく、キャピキャピして見てますが、けして興味本位とかではないし、ドラマとしてのおもしろさというか理屈ぬきに福田さんのキャラクターがいいかんじです。
困難に向き合う姿勢ということでみていくと、この正義感というかありのままに生きる様というのは、とても引き付けられる魅力がありますね。

今回の相原美和子(剛力彩芽)の気持もわかるけれども、やはり春の一番デリケートな恋愛を引き裂く行為はまぁ~友情ということなのかと思われ、もう少しここらへんを丁寧に描けたら悪物ぽくなかったところだったでしょう。
ちょっと美和子が興味本位的に描かれているかんじに見えてしまっているみたいだけれども、不思議ないいかんじもいいので悪者というキャラぽさはああまり好きではないところです。
恋する気持を大切にしてやりたいという母親の気持は、ぐっと来るところでもあるし、もう一歩踏み込んで描かれたら涙ないいドラマであった今回ということが言えるでしょうね。

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