やりましたね~オランダ戦は日本がフルセットの末3対2で逆転勝ち。
今大会、アジア枠1位通過でリオ五輪出場権を獲得しました。♪♪♪
セッターの田代を育てるためにも宮下に代えて臨んだオランダ戦であったが、
田代や鍋谷を代えないという位置づけを、つらぬいていたことも良かったと思う。
ともあれ落とすと負ける4セット目を踏ん張って取ったことは、何度もマッチポイントを切り抜けていたことでも見応え十分すぎる試合であった。
リオ五輪の12名は新たに一から選考するらしいけど、絞り込むのはけっこう大変なかんじもあるとしても、
古賀がいまいち?迫田もよく捕まってしまう?っていうのが全試合通じて感じたし、レシーバーというポジションもあえて作らなくても、どの選手もうまいことだし、なくても変らないんじゃないかってかなり思う今大会であったと思う。
五輪の選考は難し問題になってきたと思うけど、そのへんどうとらえるかってことでしょうね。
○オランダ戦について軽い感想
ミスも多かったけれど、決めるところでしっかり決めたことでも、4セット目のラリーを制し流れを掴んだというかんじであった。
スタメンはセッターを宮下を控えの田代に代え、そして鍋谷と迫田を起用。
田代(セッター)、佐藤(リベロ)、木村、鍋谷、迫田、荒木、島村
結果的には鍋谷もかなり得点をしたことでも活躍が目立ったし、セッターの田代もはじめは緊張していたとしても、後半、びっくりするほどの活躍であった。日本にとてはいい収穫でもあったと思う。
鍋谷選手は決まった後のガッツポーズっていうか、パフォーマンスもかっこいい~のだ。
Twitterで載っていたのを見たけど、他の人より豪快だよね~。
そしてセッター田代さんもだんだん調子が上がってきたけど、けっこうレシーブもいいし、島村とのコンビもかなり決まっていたし、それぞれの選手とのコンビも合っていたことでも、まぁ~初戦としてはかなりの出来であったのは凄かった。
興味が湧いて田代さんの東レのプロフィールを見に行ったのだが、姪っ子が元気の元であるとか料理が趣味ということでも、さらに好感が持ててしまった。
朝日新聞によると、オランダのグイデッティ監督もこんなことをいってます。
「両チームとも前日に五輪切符を手にしていたが、真剣勝負をした。初先発の日本の控えセッターはクレバー(賢いさま。気のきいたさま。利口。)で守備もいい。真鍋監督はよく眠れるだろう」(朝日新聞)
センスがいいというか、レシーブにしても落ち着いている印象を受けましたね。
ふわっとしたボールを上げるので、打ちやすいとも解説されていたと思うけど、なるほど~と納得してしまう田代さんであった。
ちょっと料理とセッターは繋がるのではないかと思ったのだが、食材(選手)をどう料理してうまい料理を作るかと、
特にラリー中に次は誰を使うかという事を絶えず把握し、誰がどんな状態か(食材が腐ってないか)、常にコート(冷蔵庫)の中を見て判断し、これがダメならこっちの直材にしよう!と言うふうなことが、一瞬の間にちゃちゃっと済ませてしまうというシステムが構築されているようにも思った。(笑)
これはまさに料理の極意そのものでもあると思うのだ。
ディグが上がる前のまだ相手チームにボールがあるときに次の一手を伝えるのだろうけど。
バレー選手は早くうまい料理をさっさっと作るというのも、いいイメージトレーニングに次の一手を考える助けになるかもしれない。(笑)
途中迫田がツカマッタことでも、長岡にチェンジしたけど、長岡が入ってからやはり、試合が動き出したのはさすがというものだったと思う。
木村選手も昨日に続いて今日も、スーパーサオリンになっていたけど、小指の怪我もなんのその、変幻自在なサオリンらしい攻撃(スパイクでもなくフェイントでもないゆるやかに曲線を描いて深いところに落ちるという技とか、かなり決まっていたのも頼もしい限りであった。
遅いコントロールしたスパイクも絶妙。
○2016リオ五輪バレー女子世界最終予選のまとめ
今大会の選ばれし14名はこんなかんじであった。(★は初戦のスタメン)
★長岡 望悠 1 ウィングスパイカー(久光製薬スプリングス)1991/07/25 179cm/68kg
★宮下 遥 2 セッター (岡山シーガルズ) 1994/09/01 177cm/61kg
★木村 沙織 3 ウィングスパイカー (東レアローズ) 1986/08/19 185cm/65kg
鍋谷 友理枝 6 ウィングスパイカー (デンソーエアリービーズ) 1993/12/15 176cm/58kg
山口 舞 7 ミドルブロッカー (岡山シーガルズ) 1983/07/03 176cm/62kg
★古賀 紗理那 8 ウィングスパイカー (NECレッドロケッツ) 1996/05/21 180cm/66kg
★島村 春世 9 ミドルブロッカー (NECレッドロケッツ) 1992/03/04 182cm/78kg
石井 優希 12 ウィングスパイカー (久光製薬スプリングス)1991/05/08 180cm/68kg
迫田 さおり 16 ウィングスパイカー (東レアローズ) 1987/12/18 175cm/63kg
座安 琴希 18 レシーバー (久光製薬スプリングス) 1990/01/11 159cm/57kg
田代 佳奈美 20 セッター(東レアローズ)
ともかく木村キャプテンが覚醒すると、スーパーサオリンに化けるのだということは、何よりも頼もしい限りであったなぁ~。覚醒するとほんと、、スーパー異才野人化したようになるからね~。(笑)監督がサオリンの背中に炎が観えたなどとタワケタことを言っていたが、まさにスーパーサオリンになっていた証拠でもある!!!当たり前だ。(笑)(シッポでもあるのではないかなぁ~。)髪ももっと染めて金髪にするとゴールドでますます異才野人化していいかも。(^^♪ 危ない人に観える誤算も出てくるのだが・・。(汗)
あ、そうそう全員で髪をちょっと染めて同じにするのも、一体感が増していくというもの。ルックスが同じだと連帯感も半端ないというデーターがあるはずだ。全員金髪にして金メダルを取りにいったら、観客も皆おやっとなって日本への応援も必須である。
そして、それぞれ全体的にいいプレイも重なっていたのだが、タイ戦のように流れが崩れたときのもろさを立て直すという課題や、ミスの多さというのも出てきたように思いますね。
ズバリ言うのも私的な好みが入るので偏った意見になるのだが、ともあれ丸山(リベロ)も良かったし、セッターの田代もかなり落ち着いてしっかりしたバレーをするという印象だし、鍋谷もかなりレシーブ、サーブとオールマイティな選手になってきたなぁ~と思う。まだまだ若いということでも頼もしい限りであった。
そして、古賀選手が・・・やはり、結果がイマイチ出なかったようにもかんじるばかりであった。古賀が機能していない場面もけっこうあった思うけど、采配もん?と思う場面が今大会目立ったのだが、足を引っ張るとこのレベルでは致命的なものになってしまうということもよくわかりましたね。
初戦あたりから私的には、古賀よりも石井、鍋谷をスタメンにしろ!と書いていたのだけど、やっと現実になってきたかなぁ。
○2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会結果(HPより)
1位:イタリア(6勝1敗、勝点17)★
2位:オランダ(5勝2敗、勝点16)★
3位:日本(5勝2敗、勝点14)★
4位:韓国(4勝3敗、勝点13)★5位:タイ(4勝3敗、勝点12)
6位:ドミニカ共和国(2勝5敗、勝点6)
7位:ペルー(2勝5敗、勝点6)
8位:カザフスタン(7敗、勝点0)
★印はリオデジャネイロオリンピックの出場権を獲得
この大会でタイ戦が山場であったと思うけど、ここを落としたら、どうなっていたかというものでもあったとかなり思う。奇跡の5セット目の大逆転がやはり大きかったかなぁ~。
タイ戦だけなんだか全日本が機能してなかったということも言えると思うのだが、そのへんは、セッターをまだ田代に交替できなかったというのもあるだろうけど、結果的にタイ戦で目が覚めて自信につなげてきたという本大会であったと思いますね。
イタリアとオランダの試合内容をちょっとふれると・・
かなり自分たちのバレーが出来ていたと言えると思うのだ。
オランダ戦はセッターを代えたとしても、安定感というか負けない強さのようなものが終始火の鳥NIPPONにはかんじられてもいたと思う。
オランダ戦も4セット目が山場であったのだが、踏ん張ることができたことも大きいし、オランダに勝ったことでも、大成功とまでは言えないにしても、いい結果になりましたね。
ともあれ五輪切符は、ギリギリなんとか取ったということでいいと思うけど、ロンドン五輪の再来とも言えるかなぁと・・・。いつもじたばたしている日本なのだけど、手ごたえもしっかりかんじられる今大会であった。
PVについて
このブログのアクセスは江畑さんの落選などでこられるのですが、(ほぼ100%)試合が始まってからの様子をちょっと参考までに載せておきます。
サイドからもブログ村でアクセスの様子がわかりますが、ハテナブログの解析ではほぼ毎日5000PV以上!!!ですね。(汗)(笑)
ブログ村のPV(サイドからも観れます。)
(ブログ村のPVはブログ村に準じたPVになっているようです。ブログ村全体でも32位となってます。)
それにしてもINポイントもありがとう~といっても一つなのも地味に寂しい。(笑)
ドラマの感想も書きたいのだけど、(溜ってるものがいっぱいあって)やっと書けるにしても向こうのアクセスが低いのがわからなん。
ともかく、
リオ五輪切符獲得おめでとうございます(^^♪
◆2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選(兼アジア大陸予選大会)日程
日付 | 時間 | 対戦カード | ||
---|---|---|---|---|
5/14(土) | 1日目 | 第1試合 | 10:00 | 韓国 × イタリア |
第2試合 | 12:45 | タイ × ドミニカ共和国 | ||
第3試合 | 15:30 | カザフスタン × オランダ | ||
第4試合 | 19:00 | 日本 × ペルー (3―0)ストレート勝ち♪ | ||
5/15(日) | 2日目 | 第1試合 | 10:00 | イタリア × タイ |
第2試合 | 12:45 | ペルー × ドミニカ共和国 | ||
第3試合 | 15:30 | オランダ × 韓国 | ||
第4試合 | 19:00 | 日本 × カザフスタン (3―0)ストレート勝ち♪ | ||
5/16(月) | 休息日 | |||
5/17(火) | 3日目 | 第1試合 | 10:00 | カザフスタン × ペルー |
第2試合 | 12:45 | ドミニカ共和国 × イタリア | ||
第3試合 | 15:30 | タイ × オランダ | ||
第4試合 | 19:00 | 韓国 × 日本 (3―1で負け) | ||
5/18(水) | 4日目 | 第1試合 | 10:00 | ペルー × イタリア |
第2試合 | 12:45 | カザフスタン × 韓国 | ||
第3試合 | 15:30 | オランダ × ドミニカ共和国 | ||
第4試合 | 19:00 | 日本 × タイ (3-2)で勝ち | ||
5/19(木) | 休息日 | |||
5/20(金) | 5日目 | 第1試合 | 10:00 | タイ × カザフスタン |
第2試合 | 12:45 | 韓国 × ペルー | ||
第3試合 | 15:30 | イタリア × オランダ | ||
第4試合 | 19:00 | ドミニカ共和国 × 日本 (0―3)ストレート勝ち♪ | ||
5/21(土) | 6日目 | 第1試合 | 10:00 | 韓国 × タイ |
第2試合 | 12:45 | カザフスタン × ドミニカ共和国 | ||
第3試合 | 15:30 | ペルー × オランダ | ||
第4試合 | 19:00 | 日本×イタリア(2―3)で負けましたが、五輪出場決定! | ||
5/22(日) | 7日目 | 第1試合 | 10:00 | ドミニカ共和国 × 韓国 |
第2試合 | 12:45 | タイ × ペルー | ||
第3試合 | 15:30 | イタリア × カザフスタン | ||
第4試合 | 19:00 | オランダ × 日本 (3-2)で勝ち!! |