「こどもたちのこどもたちへ」
見終わってまず、鼻をティッシュでかみました。(笑)
しかし、、、素敵なラストだったぁ・・・。
姉妹としての終わらせ方、母と娘としての終わらせ方といい、なかなかよかったの一言。
しかし、最終回は全て全部好きな場面ばかりで、どこも見落とすことが出来ない作りになってましたね。
感動を文字にするとその思っていたことの半分も表せないことのもどかしさを、このドラマでは特に感じる。
望海(鈴木梨央)が急いで帰りながら、あの神社の境内で、ちらっと神様にお礼をしたようなしないような・・落とした手提げな様子から、あの陸(髙橋 來)がかぶっている新聞紙の兜で母の存在を知るあたり・・・。ここだけでも思い出すと涙が溢れるけれど、小春(満島ひかり)が現れて確信へと変わる親子3人のシーンは、4月10日?・・で、名は体を表すということなのか、、小さな春が来たと名前の通りになって・・素敵なドラマだったとほっとするところでもありました。
映像で表現する分部が結構あって、憎らしいほどでもあったこのドラマ。
最終回は特にその手法を見せつけてきたけど、鬼ごっこをしていたときのキャラメルが隠れそうな場所に2つも転がっていたことに、望海(鈴木梨央)のしたたかさと遊び心をかんじ・・・
栞(二階堂ふみ)の血液が適合したことで、喜ぶ澤村友吾(高橋一生)が後ろに椅子で倒れるほどはしゃいでしまうところや、健太郎(小林 薫)と紗千(田中裕子)が感極まり抱き合うシーンは、それほど嬉しかったのだとかんじ・・・
などなど、あれこれ見せる映像にも感動するばかりだった。
信さんのことについて語り合うというより、向き合う二人は、ここも一味違った描き方をしていた栞と小春の場面も、
やっと栞の信さんへのもう一つの思いに目覚めたところだったと思うけど、
、血液が適合したら、妹として受けてほしいという場面や、
栞の朗報から、しぼりだすかのように言った、明日はよろしくお願いしますという小春の言葉に、栞が妹として受け入れられたようにも思えたところでした。
まだ許せるかわからないけれど、子供たちが大人になって、このことを知り憎しみに変わることは避けたいと思うようにもなったと語る小春が、少しは栞を受け入れてきたところだったのかなぁ~て、複雑ならもまとめてきたというかんじだった。
そして、母と娘の会話もよかった・・。
「ただいま。」と言える小春に、「お帰り。」という紗千の言葉が印象的だったけど、台風9号の母の思い出が、私にはいい思い出なのだという小春の言葉や、、私大きくなった?・・思い出があったから大きくなることができたという小春まで、
仲睦まじい親子になれたと、今までにあった大きな溝を埋めることができた二人だったからこその、喜びが溢れていたようで、嬉しさがこみ上げるばかりだったなぁ~。
大粒の雨が降ってきても、他の楽しいことに置き換えてしまう望海だったり、夜、雷がなるほどの暴風雨も楽しんでしまう小春に、人生の強かさと、遊び心もなかなか面白かったけど、見方を変えると素敵なことにもなるのだというヒントをいっぱい貰えたドラマでもあって、見の前のことを一ひねりすればほら、このとおりってことなのだろうなぁ~と思う。
あの栞なエピは人生における理不尽さの例えだったのだろう・・・。
小春が望海~、陸!と呼ぶところが特に大好きだったけど、私のモノなのにに、お母さんが一番使っているものが、、、そんなことを考える優しい子でもあったなぁ~。
はぁ~いくら語っても語り切れないドラマになってしまったけど、ず~っとこの幸せそうな小春や紗千たちを見守りたい・・。
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