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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

ドクターX (2) 第3話 感想

「教授夫人会の仁義なき戦い!!」

ちょっと今までのような痛快さが戻ってきたのがよかったと思うけど、
結果的に実質の手術は未知子(米倉涼子)にやらせ、(まかせ、)
名声や地位など表向きなことはまるまる横取りして、美知子は単なる影武者状態にあえてなってしまっているって・・、
そんなドラマなのだろうかって感じは、やはりなんか違うってかんじでしたね。

「医師免許に関わらない仕事は一切致しません」と言う美知子の割り切った仕事ぶりがいいのに、
えげつない名声や教授選の部分までも見せてくるような内容はなんかスッキリしなかったけど、
近藤 忍(藤木直人)がやっぱりってかんじになってきて、
これでは昼ドラでも見ているようなものかなぁ~と、どこに向かうのかちっとばかり不安も出てきたかんじ。

美知子の医師としての確かな腕によって、がんじがらめになっている医療現場にメスを入れるところがそもそも
見所だと思うのに、どうもえげつない医療現場の方も描いてしまうってかんじが・・・
そこが前作との違いだけど、美知子がそうした場合にどう描かれていくのかという点が、やはり心配になちゃうわけですよね~。

そして、天邪鬼な回だったけど、あえて婦人会の対立関係を描くならば、軽いつかみ的なものではなく、
もう少し夫人会の方もじっくりと納得いく内容にして欲しかった気もする・・。
しかし、あれもこれも描いてしまっては収集がそれこそつかなくなってしまうから、ちょこっとなかんじだったってわけなのでしょうね。
やけに豪華なかんじを受けた冒頭場面が、あっけなく尻切れトンボなかんじだったのも残念だったけど、もう少しどうせ描くのであれば、しっかりと魅せて欲しかった気もする。

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