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SpringStar★

テレビドラマを観た感想をただひたすら放り込むだけの居場所、みたいなぁ。

『黒い十人の女』第1話 感想 傑作の予感

黒い十人の女 2016秋ドラマ感想

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「愛と狂乱のカフェラテ」

原作:和田夏十(映画「黒い十人の女市川崑 監督)
脚本:バカリズム
主演:船越英一郎

妻の他に9人の女(愛人)がいた・・か。
(愛人たちのへんな仲間意識ってやつですね。多分)

佐藤仁美さん、水野美紀さんってことでも、ほぼ登場する方が好みのキャストだったのもよかったけど、(感想を書いてるかいもある。笑)
意外と面白かったことでも、嵌まりそうなドラマであった・・。
しかし、リメイクということでも外れはないだろうけど、
バカリズムさんのおもしろオカシクく描いているかんじが、ちょっと薄っぺらさもあって、面白くなくなる危険性もかんじられたみたい。
(選タクシーなんかも、それほどおもしろくなかったし。)

ドラマの感想と言う点ではいろいろと思うところはあるけど、キャストに関してやはり、主演の船越さんが観れるのも、、かなり面白くなってるなぁ。
ドラマでのあたりが優しく掴みどころのない包容力のある男を演じるのは、やはり、この方しかいないだろうけど、(船越英一郎の父の当たり役って背景からも)ほんとこんな男だったら、若い子には問題があるとしても、、、仕方ないと許せてしまうものがあったと思うなぁ。
(ただ、主演なのに女性陣たちがテンヤワンヤ・・してるだけで、あまり出てなかったけど。)
どういうかんじで描かれてくるのかがポイントでもあるっちゅう~~~か。
あまり、バカリズムさんもどう展開したらいいのか、、この辺が苦手だったりするようにも見えた。

キャスト的な懸念材料?・・。

キャストについては文句はあまりないのだけど、(私がTwitterでフォローしている人ばかりだ~ってば。)やはり、イメージ的に似合っていないというと、、トリンドル玲奈さん?
深夜枠でのいつかティファニーで朝食を・・みたいなかんじは好みでなかったことでも、そちらの雰囲気がつきまとうのだ。あの軽いノリで描かれても、、困るかなぁ~。
9人の愛人がいるということでも、全部出るのか知らんが好みの問題も出てくると思うけどね~。
キャスト的な違和感が出やすい問題はあるかと思うので、初めから3人とは別枠にしてきたのも納得であった。
別枠で描いた方が生きるともいえるはず。(いや~バカリズムさん正解だなぁ。わかってらっしゃる(^^♪)

方向性がブレる一因としても、あのふわ~~としたノリでやられると危険な存在でもあるけど、、あまりあの3人には近寄らないで描かれた方がまた別の魅力がある人でもあるから、大正解!!!ってなもんで、、やはり、別枠的に描かれていくのがいいとかなり納得してしまった。
いい意味で、、ほんと要チェック人物になってると思う。
懸念材料じゃなくて、懸念でもなんでもなくなったけど・・ますますバランスのいいキャスティングに・・・、描き方になっているというわけみたい。

内容について

まぁ、SNSの使い過ぎも、めんどくさかったかなぁ。(初回だけで毎度はウケない)
そのへんも心得てるはずなので、2話は控えめになってくるだろうけど、あればっかりだと引くからね~。
お店での紙ナプキンでのやりとりとかも・・。
あ、違う材料を使ってやってくるのも、ありだが、このへんが限度。

そんなわけでオンナたちの話がメインになっていた1話であったけど、愛と狂乱のカフェラテか~~~。
ここに集まった3人の展開はかなり見入ってしまったなぁ。
体をはる演技なことでも・・・顔面に2度ぶっかけられた水野さんには、笑ってしまった。

体張ってる~♪
やってくれた~~♪
こんなのが観たかったのだ。
佐藤仁美さんがぶっかけるのも最高なのだよね~ファンとしてはこれ以上ないミラクルな組み合わせはほんまにツボであった。

あ~5時間も閉じ込められた・・にも、静かな笑みがこぼれたが、ベッドで始まっちゃったらどうする気だったかと問われた舞台女優・如野佳代(水野美紀)が流れのままだよっていうのも、可笑しかったなぁ。たしか。
女優さんのらしさが出ているのがほんとオモシロくていい。

そこだけはほんと面白かったので、、このままの調子を保ってもらいたいわけなのだ。
キャストには好みの問題がつきまとうけど、今期、、かなり傑作になりかねないドラマが始まった感はゆがめなかった。

そんなわけで、まとめると・・・
主演の船越さんも言うまでもなく、とてもおもろい興味深い人物になってるのがいいし、ドラマの方もわかりやすくなっていて、観やすくて、やってくれそ~なドラマになってると思うばかりだった。

つまり、船越英一郎さん、水野美紀さん佐藤仁美さんトリンドル玲奈さん、佐野ひなこさん成海璃子さんと、好みな人ばかりなのだよね~。(結果的に追加した人ありだが。)

黒い十人の女』第1話

風松吉(船越英一郎)が倒れている。取り囲む女たち。一体、この男に何が起きたのか?女たちは、彼に一体何をしたのか?

3か月前。
風松吉は職場であるテレビ局へと出勤しようとしている。ドラマプロデューサーとして、それなりに仕事をこなし、今も次回作の準備中である。
テレビ局の受付嬢をしている神田久未(成海璃子)は、風松吉と不倫関係にあった。妻がいるとは知らずに、声をかけられたまに食事に行くようになり、男女の関係になった。そしてその後に、結婚していることを知らされたのだ。いけないことだとわかりつつ、離れられないでいる久未。

ある日、久未のもとに一本の電話が。風の妻と思われる女性だった。翌日に会う約束をした久未。友人たちにも相談し、慰謝料でも請求されるのかと怯えながら、指定されたカフェに向かう。そこにいたのは、如野佳代(水野美紀)。涙ながらに不倫を謝罪する久未に佳代は思わぬ言葉をかける。「謝らなくていいから」舞台女優をしている佳代から、風松吉との思わぬ関係を告げられる久未。あまりの衝撃に気が動転した久未は、自分が慰謝料を取られたりはしないことにホッとしながらも、佳代と口論になり、水をかけられ、飲んでいたカフェオレをかけてしまう。「カフェオレは反則でしょ」そう言う佳代のもとに、たまたま居合わせた、ドラマAPをしている弥上美羽(佐藤仁美)が声をかける。会話の内容から、美羽もまた秘密を抱えていることを知った久未は絶望的な気持ちになる。そんな久未に、佳代から風松吉の衝撃の事実が…久未はもはや訳がわからなくなる。そんな久未に佳代は言う。「同じ悩みを抱えるもの同士、仲良くしましょう」久未は逃げ出したい気持ちと、嫉妬心で混乱する。

一方、風松吉は、新進気鋭の女優、相葉志乃(トリンドル玲奈)のキャスティング作業中だった。そして、志乃もまた、久未たちと同じ悩みを抱えていることがわかる。

友人の文坂彩乃に一連の事情を説明する久未。「別れた方がいいに決まってる、そんなおじさん」しかし、いざ風に会うと、何も言いだせない久未だった。

後日。佳代の家を訪れている久未と美羽。風について、不満を語る3人。「いっそのこと、死んでくれればいいのに」女たちの嫉妬心が、思わぬ方向に動き始める。

(HPより引用)

湊かなえサスペンス『望郷』 感想 涙な真実は後から。

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湊かなえサスペンスSP『望郷』9月28日(水)夜9時(テレビ東京

ベストセラー作家・湊かなえ渾身の傑作短編集『望郷』から、日本推理作家協会賞受賞作を含む3編をオムニバスドラマ化。瀬戸内海の島を舞台に繰り広げられる愛憎の物語。

原作:湊かなえ「みかんの花」「海の星」「雲の糸」(『望郷』所収・文春文庫刊)
脚本:「みかんの花」浅野妙子、 「海の星」大島里美、 「雲の糸」小寺和久

Yahoo!ドラマより)

  ・・・ということだったけど、あまりサスペンスドラマというのは、
落ちに向かってひたすらに描かれることでも、ドラマ性が薄く、落ちが悲しいだけなことでも・・あまり好みなドラマではないのだが、今回3話に行くにしたがってドラマ性が強くなってきたことでも、3話目の濱田岳さんの演技には涙が溢れてしまったなぁ。
まぁ、真実を知る人、知らされる人が熱演していたと思う。
そして、それぞれの共通点というと3話とも、「悲しい真実」を後から知ることになるということだった。

「みかんの花」主演 広末涼子

富田美里(広末涼子)が暮らす白綱島市は全国で唯一残る一島一市だったが、対岸の市に吸収合併されることになった。市の閉幕式の会場で、美里は登壇した人物を食い入るように見つめていた。その人物は小説家の桂木笙子(水野美紀)。20年前に島を出たきり、一度も帰ってこなかった憎き姉だ。なぜ姉は島を出たのか。なぜ戻ってきたのか。美里がある疑念を口にすると、重い口をようやく開いた笙子は、驚くべき事実を語り始めた…。

キャスト:富田美里…広末涼子、富田(桂木)笙子…水野美紀奥寺健一…田中圭、宮下邦和…水橋研二、富田達也…中村靖日、富田美香子…田辺桃子、富田美里(高校時代)…山口まゆ、富田安江…倍賞美津子Yahoo!ドラマより)

広末さんが主演であるが、あまり単純な真相(ベタ)でもあったことでも、ドラマ性も薄くて1話はちょっと物足りない感じだったなぁ。
ともあれ岸壁から船を見送るラストは、やはり、走るフォームも綺麗だし、速かった広末さん。(走るフォームに目が釘づけでもあった。)
ちょっと気になって調べたら、やはり、中学校では陸上部で走り高跳びの選手だったということですね。(高く跳ぶのと走るのは違うものがあるかもしれんが。)
某ドラマでも逃げるのが早いわけだ~。(笑)

ラストの見送るシーン、妹の美里(広末涼子)は、姉、笙子(水野美紀)が東京へ出て行ってしまった真実を知ることになったというところぐらいしか高まらなかったかなぁ。
犯人の奥寺(田中圭)ってことでも、観終わってみれば、いかにもってな犯人になっていたのは残念。
島に住んでいると、あれこれ疑われたりとか、届け出るのも億劫になってしまうのだろうか?と思ったけど、真実はもみ合いの結果ってことでも、よくある事故性が強いベタさでもあったのだ。
何か他に殺意でもあったとならば話は別でもあるが、ご自身の原作をドラマ用に無難な物に脚色しているのだろうかと、疑ってしまう内容でもあった。何かが足りないかんじ。

「海の星」主演 伊藤淳史

(2話、3話の脚本がそれぞれ違う人である。)
浜崎洋平(伊藤淳史)は高校時代の同級生、美咲(平山あや)から葉書を受け取った。20年前、洋平の父・秀夫(橋本じゅん)が忽然と姿を消す。事故か事件かそれとも…。毎夜、母(若村麻由美)と一緒に父の行方を捜す洋平は、ある日、漁師の幸作(椎名桔平)と親しくなる。頻繁に洋平の家を訪れるようになった幸作とは、あることがキッカケで疎遠になってしまう。

キャスト:浜崎洋平…伊藤淳史、浜崎佳子…若村麻由美、浜崎洋平(少年期)…加藤清史郎、真野美咲…平山あや、浜崎友美…紺野まひる、浜崎秀夫…橋本じゅん、真野美咲(少女期)…平祐奈、浜崎家大叔父…モト冬樹、浜崎太一…五十嵐陽向、真野幸作…椎名桔平Yahoo!ドラマより)

2話の「海の星」は事件というより、漁師という職業的な苦しみの方が強かったのだが、水死体が網にかかったら、、警察に拘留させれるとか、捕れた魚など売り物にならないという理由があったのも納得できるものがあったというかんじでもあるけど、、、その後、身元を知ってしまったことでも、苦しみの始まりだった。
漁師の幸作(椎名桔平)は、わざと観ないことにしてしまったのだが、どこの誰だか知ってしまったことでも、浜崎洋平(伊藤淳史)の家に魚を届けにいくようになってくるけど、(やはり淡々と事件のようなものを観ていることでも、やはりサスペンスはあまり好きではないかんじ。)

ともあれ幸作はボランティアだと娘にクッキーを作らせたりして、浜崎家へ足を運ぶ日々が続いていて、母親(若村麻由美)の生活を支えなければと、結婚話も持ち掛けたけど、夫が生きていることを諦めたくないという・・気持ちの問題が強かったということのようだった。

2話は、ともかく、漁師役の椎名桔平さんの演技がよかったと思ったけど、伝えなければいけない重さとか、事実を伝えることで、あれこれ自分の身の潔白も示さなければいけないだろうから、そんないろいろ背負った男を熱演していてよかったなぁ~と思う。
自分の息子のように接しているかんじもいいし、洋平(伊藤淳史)とのラストからもやっと救われたようでもあった。

タイトルの「海の星」であるけど、海水を堤防からバケツで勢いよくまいたら、海が光ったけど、夜光虫(海洋性のプランクトン)とかいうやつなのか、刺激で光るってことなのかなぁ?
海の星というタイトルは、父親の事を意味していたということなのだろうか。タイトル的にもやはり、3話の雲の糸がすっきりとまとまっていたと思う。

「雲の糸」主演 濱田岳

綱島出身の人気歌手・黒崎ヒロタカ(濱田岳)は、7年ぶりに帰ってきた故郷で海に落ち、意識不明に陥った。有名になったヒロタカにとって、故郷は知られたくない過去だった。赤ん坊の頃に母の律子(麻生祐未)が事件を起こし、辛い少年時代を送った場所だったからだ。同級生の的場裕也(大野拓朗)の強引な誘いで島に戻ったヒロタカは、盛大な拍手や歓声に迎えられながらも居心地の悪さを覚えていた。彼はなぜ海に落ちたのか…?

キャスト: 磯貝宏高(黒崎ヒロタカ)…濱田岳、磯貝亜矢…内山理名、的場裕也…大野拓朗、真知子…渚あき、渚社長…河西健司、磯貝亜矢(高校時代)…井頭愛海、司会者…寺井文孝、先輩…山崎まさよし、的場社長…西岡徳馬、磯貝律子…麻生祐未Yahoo!ドラマより)

この3話の中で一番ストーリー性が感じられたことでも、けっこう良かったと思うけど、やはり、淡々とサスペンスってかんじより、物語性が感じられる方が、より「ドラマ」だと思うのだ。
淡々としていたら、バラエティの事件などに観られる、事件再現ドラマみたいな陳腐なもんになるということ。
まぁ、それぞれ物語性はけっこう入れ込まれていたのだが、やはり、3話の濱田岳さんのなりきった演技は引き込まれたなぁ。
ともあれ物語すべて後から、主人公が真実を最後に知ることになるのだが、
母親が父親を刺した理由は、、赤ちゃんであった自分を助けるためであったってこととは、かなりのインパクトがあった。
事件があってからというもの島の人達からは、見下されて生きてきた家族であったけど、島を出てミュージシャンとして成功した宏高(濱田岳)は、島に用事で帰ることになったことでも、島の住民たちの接し方のギャップや、母親の守ることを貫いている下向きな姿勢に、翻弄されつつ、葛藤しつつ・・と苦しむことになるというわけか。
うまくこのへんは書けないけど、母親の背負っている真実はともかく、下向きに島で生きていかなければならないことでも、、成功した息子のサインが欲しいという・・要望などには答えなければ、生きることがさらに狭まってしまうということ。
そんな母親の葛藤と息子としての葛藤と、それぞれを追い詰める見えない空気というものが、迫力あるもののとして描かれていて、見応えとなっていたと思う。
父親の事件の真実を知ってしまった病室の宏高であったが、外で全て理解した母親の涙も印象深かったです。

島で生きる家族をとりまく事件、事故の真実を、望郷として描かれているのは、物語性を強くしていて観やすかったかなぁ。