Spring Star★

ほとんどドラマッ子~拘りを持たず程よく貫く♪

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう 第11話 最終回(感想)ノーシェイクスピア ノーライフ!そうでもない♪

大団円なことでも、終わり良ければ全て良し・・?
まぁ~そんなお話であったけど、しっかり最終回も久部(菅田将暉)の生きざまを見守ったよ。
ともあれ人間久部が見れたことは良かったのだけど、
飲んでしまった是尾礼三郎(浅野和之)さんの面子を最後まで守るとは、立派であったと、ちょっと思ったね。

シングルモルトの30年ものが53万円とは、
とうとう・・・やってくれた是尾さん♪

酒代53万+飲食代5万で、
合計58万円も請求されたけど、

50万に負けてくれた風呂須(小林薫)マスターでもあったか。


久部ちゃんが金庫からくすねた金額は51万円!
50万円+1万円=51万をくすねて、全てを失う久部なのだが、意固地にもほどがあったかなぁ。

とにかく守りたいものが何なのか、、この辺が分からなかったことでも辛すぎでもあったよ。

とにかく、
袖の下を貰いながら、暗躍する毛利里奈(福井夏)ちゃんでもあったけど、

WS劇場のもぎり姉さんもいい仕事してくれました♪

 

WS劇場のオーナーのジェシーシルビア・グラブ):「毛利は私のテカだから」
<テカ:名古屋などの俗語(子分)>

毛利里奈(福井夏)ちゃん、ジェシーの子分だったのね♪

 

久部ちゃん、とにかく墓場まで真実を持っていくってことなのかね?

ダンカン(小池栄子)姉さんのせいにまでしてたけど、
(乙子ではなくて是尾なんじゃ?)
ってかんじでもあったかなぁ。

ちなみに、ダンカン姉さんのお土産はもずく。w


久部「答えるつもりはない」

「お疲れ様でした解散!!」

今日中に元に戻れば無かったことにするというのに、意地を張る久部。


風呂須マスター
「支払いはいいよ。今日じゃなくても」

と機転を利かせる風呂須マスターでもあったけど、、

西部劇場のロビーの小さなカフェ「コーヒーブレイク」をやってたことが判明♪

 

その前は宮下公園でたこ焼きを売ってたというマスターでもあったが、
なんだか嬉しそうに話すマスターの過去も明らかになるあたりも、芝居談議に花が咲いてるようで良かったかなぁ♪


そして、万事休すなことでも、全てを失った久部と樹里(浜辺美波)ちゃんが結ばれるのかと思ってしまったけど、シェイクスピアを研究したり、演技もうまくなったりしたのに、そういうわけにはいかないわけね。

 

シェイクスピアって不思議だったんです。

戯曲を読んでいると、たまに、
どうしてこの人出てくるんだろうって。
思う人がいる。
こんな登場人物 いらないのに、

あるとき気づいたんです。


シェイクスピアは劇団の座付作家だった。
だから彼の頭の中にはいつも劇団員のことがあった。

皆に役を与えないといけない。
だから、お芝居が下手な役者にも、
ちょっとだけ舞台に立たせてあげたんじゃないかなぁって、

だからシェイクスピアの作品は温かい。
どんなに悲しい話でも 温かい。


by樹里

つまり今脚本(三谷幸喜)さまが言いたかった、やりたかったことは、こういうことだったのか?

なんだか、そんなラストでもあったと思う♪

 

「この世は全て舞台」
「男も女も役者に過ぎぬ」

「ノーシェイクスピア
「ノーライフ!」*1

by久部

 

好きですと告る蓬莱(神木隆之介)君に対して、

樹里ちゃんの「そうでもない。」

も刺さくりました♪

 

そんなことでも楽しいドラマであったと思うし、芝居談議に花が咲く素敵なドラマであったなぁ♪

 

WS劇場 For Ever~♪

*1:シェイクスピアがなければ生きていけない

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