紀州徳川家三女の信(清水香帆)がのちの吉宗なことでも、
綱吉(仲里依紗)に笑われた記憶があるという吉宗(冨永愛)の場面を思い出したけど、
やはり悲しいような笑い方をしていたことでもわかり辛いものだったと思う。
着飾り装うことで権力を保持しようとしているような綱吉でもあったことでも、
あの言葉が天からの一筋の光のような救いだったのかもしれないし、
とにかく形骸化してしまった将軍の地位を指摘するには、この上ない言葉でもあったのかもしれなかったなぁ。
ともあれ綱吉編は、「生類憐れみの令」「赤穂事件」等々、あれこれ史実も入れ込んでいたり、さらに有功(福士蒼汰)様を慕う桂昌院(竜雷太)なことでも、
秘めた思いを抱いてる吉保(倉科カナ)なことでも、綱吉の回は私利私欲といったものが渦めいてもいたから、ことさら大変だったと思う。
そして、政治に口をはさむなと突っぱねられる右衛門佐(山本耕史)でもあったけど、
聞いておるのだからよいのだとか、
あの時抱いていればよかったなどと、
一歩踏み込めないよう右衛門佐なことでも、その後奮起する右衛門佐の様子も感慨深くってね~。
それなのに、分かち合える人が出来た喜びも空しく・・・あ~あっけないったらなかった。
至福の一時をもっとねっとは思うのだけど、吉保の真意を知っただろう綱吉なことでも、もしかしたら、そう寂しい最後でもなかったのかもと、、思えたよ。
秘めた思いにハッとさせれる場面が多かった。w