三千円の使いかた 第6話（感想）問題に気が付くアンテナも錆びてしまうと致命的？

あ～泣かされた。
無口な和彦（利重剛）なことでも、健気に謝る様子には揺り動かされたよ。

智子（森尾由美）の決意はとっくに固まっていたのか。
最大の離婚の危機だったようだけど、それほどまでに思い詰めていたんだね。智子さん。

もう少しゆるい悩みのように思っていたのだが、
まぁ、結果的にいっぱい謝る和彦（利重剛）が観れたことでもよかった。

一度会話をしなくてもいいようになってしまうと、
次第にそれが当たり前のようになってしまう・・・というのは怖い。

当たり前のようになってしまうという・・・
このことって他にも当て嵌る要素のように思うことでも、
決して対岸の火事で無いのだと思ったよ。

一度聞く耳をモテなくなってしまうと、何を言っても受け止めてくれない怖さといったものも感じた。
恋も然り、社会も健康も・・・然り。

この世は滞ってしまったら、何をしても元に戻すには大変だってことなんだろうね。

知らないうちにため込んでしまった付けが後から回ってくるということなんだろう。

そんなことでも、毎日少しでも歩んでいくことが大切なのだということだね。
苦手なことは特に・・・。