ありがちな展開がどこにも見当たらない。
というかんじがしたのだが、ともあれ陶子(山崎紘菜)に引き込まれたよ。
いわゆる悪い女だとしても、一本芯が通っているようなかんじもするし、
妹の久恵(北乃きい)を気遣う気持ちをどこかにしっかりと持っているようにも思えたことでも、いわゆる悪女といったかんじでもなかったことがよかったなぁ。
山崎さんの役柄も北乃さんも今までになかった雰囲気だったことでも引き込まれる。
テレ東さんのドラマは深夜だとしても、いや、、深夜であるならさらに一目置いてることもあるとしてもね。
陶子は勝組を悪に手を染めて勝ち取ったようなかんじがしたけど、
怒り出したら止まらなくなるような狂気じみたところも、ワクワクしてしまったなぁ。
何やらその裏側は多分悲しい思いも同居しているようにも感じられたのだが、
怒りとは多かれ少なかれそういうもの。
思ったことを言う陶子・・・感じたことをそのまま出す陶子なことでも、そして、穏やかな表情でいることもあることでも、なんだかそれほど憎めなくって、引き込まれたよ。
え?っと思ってしまったのだが、今作新感覚ホラーサスペンスなのかね?
そんなかんじはあまりしなかったのだけど、ホラーに偏らなくてもけっこう楽しめる内容だったことでも、本作の良さが弱まることが懸念材料かもしれないなぁ。
ともあれ次回も様子見だ。