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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

ひとりキャンプで食って寝る 第11,12話(最終回)感想 続編切望♪

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今作の録画が残っていたことに気がつき、これで全話視聴。

2019年の12月27日に11話「天空キャンプで海鮮缶詰づくし」と、
と12話「きみは鮎じゃない鰻じゃない」
が同時にやってくれたのは嬉しかった。

8話から10話の三話分は感想を書かなかったけど、
七子(夏帆)がヤマメ釣りに苦戦する8話と、
健人(三浦貴大)が会社の課長(田口トモロヲ)とばったり出会う9話。
そして冬子(山下リオ)と順平(中島歩)の2人が邪魔をしてくる10話は、
いまいちなかんじだったことでも感想はパス。

とにかく最終回の2人のラストのカメラ目線には思わず涙がどっと溢れたけど、どちらも素顔を観てしまった思いで、愛おしいドラマになってしまいました。

第11話 健人のラストキャンプ「天空キャンプで海鮮缶詰づくし」

剛田(仲本工事)と旅は道連れなかんじになった健人のキャンプ、
美味いものがそれにしても缶詰にはあるんだね。

(缶詰の文化をまだまだ知らない人が多い!多分)

缶詰は侮れないと思うようになってきたが、ご飯が入ってる「五目めし」っていうのもあるとはびっくり。
(今度探してみようと思うけど、、牡蠣の缶詰とか絶対挑戦してみたい)


広葉樹を択べということだったけど、火持ちがよく煤も少ないし、オンナだって針葉樹よりも広葉樹って、、なんとなくわかったような気もした。(笑)

健人は美味しいものをたらふく食ってる

北海道根室の北寄貝の缶詰を食べ終わったら、「味の加久の屋」のいちご煮(アワビとウニの塩汁)に、「マルハ」のまるずわいがに(ほぐしみ)を混ぜた御粥ときたもんだ。
健人は美味しい缶詰をよく知ってるっぽい。(笑)
多分、、おかゆに入れたごはんはゴンビニなどのオニギリだろうけど、
これをおかゆに使うのはいいよね。(ノリを後からパラパラと落としてね。)

健人の小宇宙とは?

理恵子からの別れの手紙を山まで連れてきてしまった健人。

健人へ

あなたには 私が決して踏み込めない

宇宙があった

さようなら (理恵子)

大正解。w

健人には入り込めない宇宙があると思うよ。

山へ登って缶詰料理を食べる理由が今回明かされたけど・・

土の匂い。

木々や生き物のうごめく音。
混じりっけなしの澄んだ空気の中で、
食べたい缶詰を食べる。

これが俺の幸せ

by健人

(朝日が昇る山並みを眺めながら朝食を食べる健人)
(自然の景色もご馳走であることは言うまでもないだろう。) 


大自然の中で好きな食べ物をひたすら食べるという感覚は、わかる気がした。
自然を前ではちっぽけな存在だけど、、身を任せて一体となるかんじかなぁ。

ただ今はその聖域のようなところを共有できる人がいないってことなのかもしれない。

第12話 七子のラストキャンプ「きみは鮎じゃない鰻じゃない」

色々な思いが交錯してまとめきれなくなってきたけど・・・

素朴と言う言葉が二人にはとにかく似合っていると思う。

ともかく自由奔放な七子は新鮮さが感じられるばかりだった。
独り言も楽しそうだし・・
料理を作っているときも楽しそう。

あんな風にいられたらいいだろうなぁ~って何度思った事か。

なのであのラストのカメラ目線はやられたんだよね。
主題歌:to the moon/Yogee New Waves
も流れる中での七子の瞳・・。

歌がよりいっそう七子を浮き彫りにしてきた。
今作の音楽はとってもドラマにぴったり合っていたのは天才的だったけど、
音楽を作る時点で天才なのに、、さらにドラマにぴったりという技量・・・。

歌詞の中の月へも行こうという歌詞から、どうも浮世離れしたかんじもするが、
七子にしても健人にしてもちょっとそんなところがかんじれるから・・・浸りたいというかね。

俺、雑草食ってる

という七子のうどんの菜の花は意外だったけど、うどんを作る機械まで出てきたりして、拘りがかんじられました。

(釣りに拘る七子でもあったから鰻を取り損ねていたわけでもある。)
その後のバームクーヘンも意外っていえば意外だったけど、とにかく宏美(朝倉あき)とのやりとりも微笑ましくて楽しそうだったなぁ。

鰻を逃がす

鰻を逃がしたのは、、シイタケ狩りをしたときのばあちゃんの孫だったようだが、、毒キノコかも騒動の張本人の彼だ。
とにかくスピード感が七子の場合はあって、、ドキュメント調になっているのが味噌というかんじでもあった。
なので、、ラストの視線にやられちゃうわけだが、、初めからラストは織り込み済みだったんでしょう。

鮎も鰻も皆失敗する七子さんだったけど、やはりうまくいかないことが多いことでも、その方が説得力があってよかった。

七子テーマ音響がいいね

七子が悪戯っぽい視線で躍動しているあのキノコだとか、、イチゴ狩りの音楽はほんと面白かった。
マイウェイまっしぐらって感じがしていた。

まとめ

そんなわけで、その後の「絶メシロード」も自由奔放な雰囲気が出てることでも、、初めから見ればよかったと、、反省。w
人生には楽園が必要だは、、西田敏行さんのセリフだが、、私はドラマが楽園となってるっぽいです。w
テレ東さんはそんなドラマが多いので好きです。

健人エピソードは人との接し方が苦手っぽいかんじがしたけど、七子さんの場合は自然体なかんじでなんでも吸収していくタイプに観えました。

思ったらすぐに行動に移すというかんじで、突っ走ることが多く、自己満足な独り言も多くて、、イケイケムードが凄かった。
いつまでもそんな七子さんを観ていたという気分にしてましたね。

健人の場合はというと、、、自己の世界感が強いようで重たいかんじだったけど、重たいながらも、、精いっぱい生きてるというかんじが出ていたから愛おしとも思える人でした。(笑)

またの続編を期待してます。♪

 

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