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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

テレビ東京「二つの祖国」第一夜(前編)感想

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小栗旬多部未華子ムロツヨシ・・ってことでもちょっと様子見視聴。

それにしても1941年12月8日(真珠湾攻撃)から始まった太平洋戦争が、つい最近のことだったのかと、かなり思った。
今まで私が生まれた年との差はなんとなく近いというだけだったのだが、
今作を観て、、キャスト的にも親しみやすい方が多かったためか、サクサクッと仕上げられていたことでも、身近な最近の出来事だったのかという思いが強くなったね。

1941年(昭和16年)12月8日~1945年(昭和20年)8月15日玉音放送まで・・
束の間といってもいいくらいの出来事。


原作があるようだけど、、ともあれ都合よすぎる展開でもあったなぁ。
それぞれのキャラクターたちには、迫真の演技だったことでも深く心動かされたのだけど・・あまりにも都合が良すぎた。
これでは第一夜だけで、、お腹いっぱいである。

戦争時代のこの手のドラマはあまりどっちかというと苦手なのだけど、、ノリのよいアメリカンポップス(多感な時期に耳にしたような音楽・・。)が流れてもいたようで、
まぁ、取っつき安さともなってもいたのはよかったかとは思う。
太平洋戦争がつい最近あったことをこの物語で実感することができたのも、、意外であったなぁ。

とにかく・・
賢治(小栗旬)とエミー(仲里依紗)。
チャーリー(ムロツヨシ)と梛子(多部未華子)。
二組の恋愛模様を絡めつつ展開していくストーリーともなっていたけど、
その部分がいまいち軽いありがちなものであったことも、、ちょっと物足りなさとなっていたみたい。

広島へ帰った梛子だとか・・
最前線で出会うことになる兄と弟だとか・・
やはり軽いかんじでもあったかなぁ。

太平洋戦争は4年足らずなことでも、情報の多さと国力の差を認識していれば、見守ることが出来たのではないかと思う場面も多かった。

エミーが軽すぎる行動も好みでもないが、
ただただ二つの祖国の狭間で翻弄された者たちの思いは、、ほんの少し受け止めることが出来たような気がした。
少々やはり涙でもあった。
二夜も観るかもしれないなぁ・・。(笑)

3月10日は東京大空襲
3月11日は東日本大震災

人生の先輩から・・富士山目がけて飛んできたB29が90度方向転換して皆東京へ次々飛んで・・という言葉を思い出すが(高高度なことでも2月頃の空襲かもしれないが)この時期ふと思う歴史的な出来事である。

今年の東京の桜は3月21日(木)<春分の日>に開花であった。

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