さくら(真矢ミキ)さんがいい。
いや、やはり真矢ミキさんがいいというべきか。
この役柄って誰でも出来るものでもないと思うけど、まさに当たり役だと思う。
まぁ、いまさらそんなことを言うとはと、いわれそうでもあるが。
いや~三話は愛に溢れていたことでも、やはりさくらさんが戻ってきたとなったよ。
詩(祷キララ)を思いっきり抱きしめるさくら・・。
あ~すべてがここに集結されていたなぁ。
美味しい鍋焼きうどんも、恋エピも、多数決で決めるメニューも、ほっこりしていてよかったけど、だんだんそれぞれが落ち着きが出てきたというか、生活をする場となってきたというかんじでもあるから、和んで見えても来たわけでもあるが・・
詩が鍋焼きうどんの母の優しさを手掛かりに生きていこうと、母に読んもらった絵本の思い出を大切にして生きていこうとしていて、もう帰る場所などなかったことがわかったときに・・さくらさんが受け止めるしかなかったなぁ。
勉強ができなかったからと見捨てる親もいるのかもしれないけど、温かく抱きしめるさくらさんのような人もいるということ。
これを観ていると救われた気持ちになったけど、そこがいいんだよね。
感極まってしまうさくらさんがいいんだよね。
愛に見放され、幸せから見放されたどうしようもないみじめさ、儚さを浮き彫りにして見せるのは、ちょっとお涙頂戴ものなのだけどね。
自然で臭さがないことが観ていて気持ちいいのだよね。
まぁ、人の不幸をとは思うけど・・型に嵌めて魅せてくるね。
泣くつぼを抑えてることでも、浮いたところがないんだけど、ある意味凄いドラマであると思う。