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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

昭和元禄落語心中 第7話(感想)

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いや~しびれる、エモ過ぎる今作。(笑)
ちょいやばい与太郎竜星涼)が浮かれてしでかしちゃう様子など、
華やかさのある助六(山崎育三郎)とかぶるというか、よく似ているというかんじだけど、
自分を弁えているあたりが違うところなんだよね。
落語をしているときも真摯にお客と向き合ってるかんじがなかなかよかったなぁ。

さすが八代目八雲(岡田将生)に弟子入りしただけあるけど、自分を弁えていて真面目な様子が与太郎らしさとなってるかなぁ。
なのでそれを与太郎らしい落語としていけばいいわけだろうけど、そんなことでも、もう、与太郎らし落語は出来ているんじゃないのかなぁ?

ちょっとおっちょこちょいで、愛嬌が溢れている与太郎ってことでも、一味また違うものが落語(漫談)にあったなぁ。
与太郎の漫談っていわゆる・・漫才の先駆けってことなのかもだけど・・。

漫才(まんざい)は、古来の萬歳を元にし愛知県の尾張万歳の影響を受け、日本の近畿地方で独自に発達したとされる、主に2人組で披露される演芸・話芸。 2人の会話の滑稽な掛け合いの妙などで笑いを提供する。 大正末期、映画の弁士によって始められた漫談にちなみ、1933年(昭和8年)頃に吉本興業宣伝部によって漫才と名付けられた。

wikipediaより)

(昭和8年・・漫才という言葉は意外と古くからあるんだね。)


姉さん姉さんと小夏(成海璃子)のことを気にかけていたり、
慕っている様子も微笑ましかったなぁ。

思わず・・プロポーズをしてしまっていたけど、
ほんと与太郎らしいエピソードになってもいて、
いったいお腹の子は誰の子なのか・・という謎で引っ張るというのも、あれこれ考えてしまって面白い。

しかし、まさかな人物であったことでも、え??となってしまうばかりでもあった。

今作、助六のような賑やかな人物がいつも八代目八雲(岡田将生)の周りにいるのもよかったのだけど、
与太郎役の竜星涼さんがなかなかの好演をしていることでもなんだか凄いし、
助六役の山崎育三郎さんといい・・
八代目八雲役の岡田将生さん(みよ吉役の大政絢さん)の好演ぶりなことでも、ほんと、今作皆さん好演しまくってますね。

与太郎ももう、真打ってところまで来たようだけど、小夏と結ばれるのなら助六という名前がちょうどいいからね・・。
小夏もその方がいいし、そうなってもらいたいなぁ。

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