祐太郎(菅田将暉)と圭司(山田孝之)たちには、共通する敵がいたというのも、最終回らしい展開となっていてよかったなぁ。
やはり祐太郎は動きまくて真相にたどり着こうとする姿は印象深かかったのだが、
危なっかしいというか、無鉄砲なところがほんとやはり冷や冷やさせられてしまった。
やはり菅田さんの持ち味と山田さんの持ち味が生かされていることがいいですね。
まぁ、長年の疑問に終止符をうつということでも、ラスボス感があって見応えとなっていたのだけど、
ちょっとよくあるような落ちによって成敗するというのは、もう少し一ひねりしてもらいたいってかんじもあったか・・。
(まぁ~特に違和感もなかったのだけど。)
祐太郎が妹のことを思う優しさや愛情というものが、圭司と舞(麻生久美子)の間にも感じられていたのもやはりよかった。
迷惑をかける・・とか、
あまり多くを語らない圭司であるけど、しっかりとした愛が感じられるのも温かみとなってよかった。
ここらへんは物語を固める要素でもあるけど、このあたりが全般的にぶれなく感じられているというのが、やはり今作の魅力ってことになるんだろうなぁ~。
今回の件で信頼を失ってしまったことでも、大打撃を被った二人であったが、
なんだか奇麗に重たい過去が片付いたことでも、晴れ晴れとしているかんじも最終回らしくってなんだかよかったなぁ。
まぁ、お話しがややっこしいかんじでもあったが、祐太郎もちゃっかりやる気満々でもあったから、
続編もありかなぁ~とは思う最終回であった。