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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

「アンナチュラル」第8話 感想

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「遥かなる我が家」

ん~~どこかのドラマとは大違いな見事なる整合性。
ピタッとそれぞれのメンバーたちとの関連性がしっかり描かれていたことでも満足な回であった。

一見・・後頭部を殴られ、縛られた他殺体と思われた男が、実は帰る場所を大切にしている人でもあったとは、六郎(窪田正孝)やミコト(石原さとみ)とダブルはダブルは・・お見事なるダブりっぷり。

まぁ、そういうことでもUDIラボがミコトたちにとっての、我が家のような帰る場所となっていることがハッキリとわかったことがよかった。
(UDIラボが我が家のようなもの)
まるでテント生活でもしているように寝泊りしている中堂(井浦新)もおるおる。(笑)

厳格な父親の俊哉(伊武雅刀)と優しく我が子のように思っている夏代(薬師丸ひろ子)であったが、六郎にしろミコトにしろ、我が家と呼べる場所は遥か彼方なのだ・・。
ミコトは家族を亡くしていることでも、夏代が親代わりとなってるけど、あまり優しくされても、気兼ねしてしまうということなのかもね・・。
まぁ、六郎とミコトの置かれている立場は似ているものに、急になってきたのがなんだか引っかかるぞっと♪

火災事故と並行して一人の老人が亡き妻の遺骨を引き取ろうとはせず、妻の死を受け止めたくない様子も描かれていたけど、今回の火災で亡くなった息子の死を、少しは晴れ晴れとした気持ちで受け止められたのもUDIラボのおかげでもあったなぁ。
死因を特定することが、実に大切な仕事であることがよくわかる回でもあった。

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