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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~ 第1話 感想

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淡々と静かに描かれていることでも好感触。
さらに鎌倉が舞台ということで、さらに好感度アップ。
とにかく店先の赤い花をつけた椿の木がとてもいいかんじなのだなぁ~。
なんだか落ち着いていて鎌倉なんだなぁ~って気持ちにさせられるドラマは貴重でもあるのだ。理屈抜きに鎌倉に住みたいと思う気持ちもあるから、そんな目線でこのドラマを観るということでほぼ視聴は決定ってかんじでもあった。
代書屋さんってことでもそういうことかってかんじであったが、代書という仕事は鎌倉がまたよく似合うような気もするのだ。

鎌倉の家で代書屋なんて、ある意味理想的な生活スタイルかもしれないから、若き日に運命に反発したとしても鳩子(多部未華子)が折り合いをつけていく様子が自然に描かれていたのもなんだかよかった。
言ってみれば代筆というのは手紙のプロでもあるが、代筆を頼まれた鳩子(多部未華子)に降りてきたときなんて理屈抜きになぜか高まってもしまったなぁ。
そして育った家に残る子供の頃の記憶の数々が、愛おしくなってくる鳩子の様子もなんだかよかった。
あの目覚まし時計が鳴りだしたのも祖母・カシ子(倍賞美津子)が手放さないでくれって言ってるようでもあった。

そんなことはないのだけど、何年も住んでいた家って、家を残したいという気持に傾けばそちらを後押ししてしまう力があるようにも思うのだなぁ~。
ともあれ代筆屋さんが実在するのかは置いておいても・・このような仕事があるのは納得できる初回であった。

代筆はその人に寄り添う事と言っていたが、恋文にしても寄り添って書いてくれたら、後押ししてくれているような、応援してくれているような気持ちになってくるのかもしれないなぁ~て、文章が下手だからということでもないのかもしれないと、ちょっと思えたりもした。

きっと文才は必須として、そのようなものが加味されたときに、依頼主は満足するのではないだろうかとなんだか人と人のつながりも感じられるようでもあった。

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