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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

新春ドラマ特別企画 「しあわせの記憶」感想

 「しあわせの記憶」1月8日放送

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「家族って何?」
主演・渡辺謙×北川景子×二階堂ふみ×麻生祐未・・・豪華キャストが贈る、大石静脚本、愛情いっぱいの「ホームドラマ」!

新春、MBSは、開局65周年記念番組として、新春ドラマ特別企画「しあわせの記憶」を放送する。借金を抱え離婚し、家を去った「風来坊」が、しばらくぶりに舞い戻り、別れた妻の再婚話や悩める二人の娘の生活に首を突っ込んでいく。
時に迷惑がられ、波乱を巻き起こす男の愚直な行動に、家族や周囲の人々は、やがて自分の本当の気持ちに気づかされ・・・。

また家族がテーマなことらしいかんじからも、こりゃ~~重苦しいドラマかと思っていたが、そんな思いが嘘のようになくて、軽快なストーリーとなっていたのがよかった。
ともあれ渡辺謙さんがダメ父ちゃんを好演してましたね。
ダメ父ちゃんというよりも・・・しっかりし過ぎているといったかんじなので、どこがダメなのか困惑することでも、お芝居がしっかり出来ていたと言った方があっているかもしれない。
まぁ、簡単に言うとつまり、渡辺謙ここにありといった作風がぷんぷん匂うのだが、それほど鼻につかないものになっていたってこと。
それは何故か、、やはり周りのキャストの持ち味もしっかりと、生き生きと描かれていたことが大きいと思うのだ。
それにしてもフットワークの軽い父ちゃんでもあったなぁ。
料理は弁当屋をしていた過去もあって手慣れたものであったが、オニギリを長女の会社へ持って行ったり、妹のバイト先にも気を回すなどなど・・かなりのもの。
元女房がぞっこんな男を調査する様子も、実にシンプル&リズミカルで要領がいいことでも、関心してしまうほどであった。
一か所に納まっているのが苦手なのだとか言っておったが、あれだけ要領もよく振舞うことができたり、浮気もできちゃうわけだから、そうかもしれないと納得であった。(笑)
そんなわけでダメといってもどこがダメ亭主だったのかと・・・少々うまく出来過ぎというかんじもしてしまったのだが、、家族から見放されても、どこか見放されない父ちゃんでもあったのがよかった。

「幸せの記憶」というタイトルが大げさな気もするのだが、父ちゃんから感じられるみじめさや下向きさというのがあんまり伝わってこないことでも、これが幸いしてもいたと思う。
重苦しい物はそこそこにして、このぐらいばしっとかっこよく生きている風来坊な男の家族再起動物語の方が、明日を頑張ろうというメッセージ色が強く感じられ、ほろっと懐かしい気持ちにさせてくれる物語となっていたと思う。

それにしても船に乗ってどこに行こうとしたのか、、最後はしっかり観てなかったことでもあれ?ってかんじだったのだが、寒いとかなんとか・・。(笑)
いつでも家族が戻れる立派な家があるから、まずは仕事を見つけて家を守るんでしょう。
船画像はいらんかったかぁ。

あ、そうそう会社の新企画の場面で大西礼芳さんを発見(^^♪。あらためて目力を感じる。
オニギリのシーンにもあったわけだけど、もう少し会社が絡んでくれたらよかったのに。

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