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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

「レンタル救世主」第10話 最終回 感想

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零子(志田未来)の兄が出てきて、めんどくさくなってきた今作。
もはや悠五(沢村一樹)が呑み込んだもの・・あれ、、取り出す場面もなかったけど、落ちまで見極めて偽爆弾を呑み込んじゃったってことでしょうかね。

結果的にはレンタル救世主の人助けスピリットが勝ったということになるけど、千太郎(小出恵介)は助けてほしいと言えなかったから、こんなアプリで助けを求めたってわけか。
そばにいる人に助けてっと言おう。隣りに人がいなかったらレンタル救世主を呼べばいい・・という悠五だったけど、こちらも心温まるお話でもあったなぁ。
思いやることが人だから・・助け合うことが人だから・・ということですね。

千太郎も良いとこどりな偽装夫婦みたいなものでもあるけど、心が通わないアプリは所詮問題が起きるということ。
心が通ってなかった二人がやがて、違和感に気がついて行くということでも・・、「ヘルプール」の違和感に気が付いた千太郎でもあった。
(初めからなんとなく、わかっていたみたいでもあったけど。)

総評

やはり言いたいことも言えないお地蔵ちゃんになってしまっていた零子だったが、とんでもないラップな引き出しを持っていたことでも、ラップで自縛を取っ払いつつ、トドメを刺すほどの言霊をぶつける能力を得てしまった零子でもあった。
もしかして、言えない事が多くて我慢している人ほど、そこを乗り越えたらお地蔵ちゃんぐらいの破壊パワ―が獲られてしまうのかもしれないなぁ~。(笑)
爆発することでエネルギーが出てくる・・つまり芸術もなんでも起源は爆発だぁ!~ってことなのだなぁ。(*その1)
*その1:ラップという知に働くような爆発は良。腕力は不可。

そんなわけで偽爆弾を呑み込んでしまったとして、結果爆発したも同然だった・・明辺悠五であった。つまりお地蔵ちゃんや悠五のように・・追い込まれても、開き直れるか否かが問題でもあるということ。
あれこれ奥が深いドラマでもあったので、もったいなかったとも思うレンタル救世主でもあった。

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