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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

「ドクターX ~外科医・大門未知子~」第1話 感想 閉塞&既視感

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(ドクターX ~外科医・大門未知子~ 第四弾)

期待していたのに今回はちょっと困ったというのが率直な感想。
4弾ということでの既視感もさることながら、、閉塞感も強く感じられてしまったなぁ。

閉塞感は大概のドラマにつきまとうものでもあるけど、、減らすことができないとかなり観ていても悶々としてしまうのだよね。
まぁ、閉塞感は視聴者側がうまくなんでもないと言い聞かせて観ていれば気にならなくなるものでもあるのだが、(水心あれば魚心ってやつかも?)昨今の視聴率の低迷はそんなドラマばかりだったり、観てもこちらで処理しなければならないのがメンドクサイという視聴者が増えたから。。。ではないかと、ちょっと思ってしまう。
折り合いをつけて観ているドラマの方が多いと思うけど、苦痛でもあるのだということがけっこう多いと思うのだ。
第4弾ってことでもやりつくしていると思うので、閉塞感やら既視感がこのドラマの場合、難し点でもあるけど、どうもよくなかったですね~。

面白味がないとかなりそこが目立ってきてしまってどうしようもないところまで来てしまってると思う。既視感は4弾ってことでもある程度仕方ないとは思うものの、、ほとんど手術場面が変ったりしても、蛭間(西田敏行)のカンファレンスの場面はほぼ同じであるし、金魚の糞で始まり、神原(岸部一徳)のメロンまでがセットにもうなっちゃってるってことでも、、いや~新しい物もなく、、かなりつまらなかったということ。
用心棒にやとわれるいわゆる、西部劇のようなドラマであるから、いかに未知子が魅力的でなければならないし、ヤッつける悪者も魅力がないとダメだってことなのだけど、、つまり型に嵌ったドラマはそれぞれの役者さんの持ち味が命でもあるということですね。それがどうも見うけられない初回でもあったのだなぁ~。点と点のつながりを観ているようで、味気ないったらなかった。

初回はそんなわけで既視感もいっぱいだったし、さらに閉塞感まで強くなってしまったので、痛快さとはほど遠いものになってしまったと思う。

これはドラマ的にも致命的だと思わざるおえない。

ドラマってそもそも狭い空間で、いかに生き生きとした人物を描けるかでもあるけど、冒頭のニューヨークの街並みに立つ未知子も、ただ薄っぺらいニューヨーク通な未知子を描くだけだったから、とんちんかんなものを観ているようでもあったなぁ。単にお芝居をしているという濃さが増してきて、もの足りなくかんじられてしまった。そんなことでも冒頭のニューヨークの街をかっ歩する未知子には、しっくりこなかった。

さらに私生活も視聴者は勝手に、補完してしまうということ。多分。
そして、今回どうも主人公の米倉さんの魅力が薄れてしまったというか、目が鋭くなっているようなかんじも受けたのだが、これも私生活がうまくいってないのだということが、「米倉さん、大変なんだ~」と、、勝手に脳内で目が鋭くなってると思っちゃうってことなのだなぁ。(ドラマを観る側は、いいように悪いように、補完してばかりだってことです。)

私生活もニュースで入って来ることでも、総合されてヒロインを脳内完結させちゃうということも忘れてはならない部分であると思うのだが、離婚騒動がね~あるからつい、、目付も変わったように見えてしまった・・。

やはりヒロインを演じる役者さんは、私生活をあまり出さないようにすることがいいのだけど、、つまりゴシップをなくすことが求められるのだが、日々精進していかなければならないのは役者さんの命でもあるってことだと思ってます。
次回も様子見。

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