何が何でもアメリカ戦に勝つのみ!!
やっとアルゼンチンを破り、決勝トーナメントに進出を決めた火の鳥NIPPONであるけど、世界一位のアメリカと準準決勝は戦うことになった。
これはもう今までの五輪の戦いぶりからしても、アメリカに勝てるわけもないのだが、、ちっとばかり、今まで見せてなかった攻撃がアルゼンチン戦で観れたようで、おや?とちょっとなりましたね。(笑)
セッターにボールがしっかり返ると、いろいろな攻撃が決まるということでも、もしかしてという可能性が感じられた。
しかし、レシーブを上げるのは並大抵のことでは無理なのも事実なので、そうはいいディグ(スパイクレシーブ)やレセプション(サーブレシーブ)を上げることはできないから、やはり無理だぁ~と思ってしまうわけだが、、もし、レシーブをしっかりあげることができたら、、これはわからないと言うことになるのだ。
レシーブに関しては特訓を積んで乗りこんできた火の鳥NIPPONでもあるのだが、、その成果がこれまでにお粗末な事に出てないことでも、かなり期待できないしろものとなってしまってるのも事実。いったい何を練習してきたのかというヤボなことはおいておくとして、、しっかりと拾える可能性はあるのかが問題ですね。
そこで武器となるかも?リストのまとめ
- 火の鳥のサーブも戦うごとに上がってきていることでも、ゆさぶりをかけられるだろうから、これはけっこう武器となると考えられるかも?
- 拾うことにさんざん苦しんでいるNipponなので、、そろそろ五輪にも慣れたし、いい返球もできるのではないかという淡い武器論?
- ちょっとづれたぐらいで、トスが揺らいでいたセッターであったが、、そろそろコントロールできるのではというゆるい武器論?
- スパイカーもちょっと、トスが低かろうが合わせられるのではないかという淡い期待論?
というわけで、な~んだってことになるけど、結論的には今までよりも、ブレタとしても許容範囲がついてきた、、免疫がでてきたということで、理想に近い攻撃ができるという安直な結論となるとしても、案外そ~いったものであるのもバレーなのだってことですね。気持ちで上げれば、気持で撃てば、、なんとかなってしまうものでもある。(笑)
なんの根拠もないまとめになってしまったが、爆発したときの火の鳥NIPPONの底力を信じるしかないというか、そういったものを今までに観ている気もするのだ。
問題な点についてのまとめ
- 問題はやはり、うっかりミスやら、ただのミスが多いこと。
- 守りの要でもあるリベロとの間の取り方がよくなってると思うけど、その間。
- 焦りかなんだかわからんが、急に無力なチームになってしまうこと。
- レシーバーの起用の仕方はまだ有効に働いてないかなぁ~。
- レシーバーを入れると、、そこをあえて避けて木村選手とかを狙ってくるのも痛い問題。(空回り論その1)
- 武器となる反対が問題ともなるのだが、サーブとディグ、レセプションとミスをなくすことですかね。
- やはりサーブで崩したいところだけど、せっかくのチャンスボールが返ってきても、一発で決められない攻撃力のなさも痛い。
- そして、ミドルからの速攻はアルゼンチン戦でけっこう目立ってきたけど、やはりこれが決まらないとだめですね。
そんなわけで武器の反対がweak pointであるということ。
武器となる面は淡い期待でしか今のところないのが痛いのだが、ここがもししっかりしてきたら、いくらアメリカだとしても、勝てなくもないということですね。
勢いも確かになんとなくあって、迫田選手もいいかんじだし、鍋谷、島村、石井、長岡、荒木、木村、山口選手と、不調というかんじもないことでも、乗ってきたらこれはまだまだ未知なパワーを発揮できる可能性も秘めているはずであると思うのだ。
意外と2攻撃が有効であったと思うけど、2で返せるならば返した方がいいでしょうし、(やみくもに)意外なことをするのがけっこう、アメリカを揺さぶる転機になりうると思うので、ともあれ全員バレーというチーム力をここぞとばかりに出すことが一番必要になってくるのは間違いないということ。
セッターに関しては、宮下選手と田代選手の持ち味があるし、特に差はないと思うので、うまく一回代える時期を見極めるのも、、試合の行方を決めかねない点であると思う。1人セッターでいくのもいいけど、あえて、後から田代が有効なことでも、そのへんと、、とにかくミドルブロッカー人の活用が鍵となってくるということですね。我慢してつなぎ、一気に決めることができれば、かなり接戦となると思うけど、けしてまだまだ力の差が大きすぎるということは言えないということなのだ。
アルゼンチン戦、、なぜかNIPPONを応援するムードになっていた会場であったのも驚いたけど、何気にブーイングが相手サーブのときに出てましたね。
アメリカと対戦するときも会場の声を聴き冷静になれば、、まだまだわからないかもしれにないなぁ~。
高いスパイクで即決められてしまうだろうけど、我慢して繋ぎ、チャンスをしっかりものにできれば、、そして、強気のバレーで好転すれば、相手を圧倒することもできるはずなので、今までのように、やるべきことをしっかりやるということですね。
そして、、あの雄叫び
サオリンの雄叫びが上がったロシア戦は、おやと、、思ったけど、、あれは自分への怒りのようなものだったのか、チームの不調の苛立ちだったのかとすると、、なんとかならないのか~!という自分も含めてチームに向けた叫びだったと思うのだ。ここに来れなかったメンバーの思いも絶えず肩にしょってるはずでもあるからなおさら・・どうにかしたいという気持ちがピークに達したとみていいと思う。
サオリンのチームを思う気持ちの高ぶりの表れとしても、まとまることができたかはわからないとしても、他の選手は何かしら感じたはずですね。
まぁ、サオリンの叫びに似た雄叫びは初めて聞いたのだが、他の選手、、特に東レの選手は一番理解していると思うことでも、、迫田選手、、なんだかさらに火がともった感じも受けたかなぁ~。言葉にしないとやはり伝わらないものがあるはずであるが、キャプテンとしての気持ちをあのような吠えることで、表現するのも一つということでかなり、、追い込まれているかとして、、いいかんじになってきたのではないかと、ちょっと今回のアルゼンチン戦ではかんじられたみたいでもあった。
さて、チームとしてまとまる事が、決め手に何よりもなると、、テンさんも言っておられたことでも、やはり、チーム力が一番大切であるので、一致団結するときがきたというと遅いとかいわれそ~でもあるが、、アメリカ戦・・・今までのミスと良い点を出し切れば、、わからない試合になると思いますね。
けして勝てない相手ではないと思う。