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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

時をかける少女 第3話(感想)少数群像劇を期待。

ゾーイ(吉本実憂)が未羽(黒島結菜)たちの教室にやってくるという予告からも、
ここに来てゾーイがかなり表に出てきて、物語をかき乱すのではないかと心配していたのだが、ふたを開けてみれば、そんな不安もぜんぜんなく、うまいこと払拭してストーリーに馴染んでいたのは感心してしまった。
しっかり今まで通りな青春ドラマになっていたのもよかった。
ゾーイはこれからもあの教室の生徒としてやっていくと思うけど、ちょっとばかり蚊帳の外状態で、肝心な未羽や吾朗(竹内涼真)たちとの関わりもあまりなかったのが残念でもあったなぁ~。
今迄の3人・・未羽、吾朗、翔平(菊池風磨)の世界だけで動いてきたことでも、
急にゾーイが入り込むとややっこしくなる点もわかるのだが、絡まない方が不自然でもあったので、もう少しゾーイを仲間として受け入れるべきであったと思うのだなぁ~。
次回すらクラスメートとしてやっていくのかもわからないありさまである。
そんなあれこれ思うのも、ゾーイを演じる吉本実憂ちゃんの演技が面白かったからでもあるが、初めに教室に入ってくるときなんて、、「すいませんね」だもんね~。(笑)(確か)
いや~あのかんじ、、ほんとコメディエンヌとしての才能があるのではないか?と思っちゃったのだけど、コメディエンヌとしていけるではないか~と、かなり思ったのだけど、誰かにも似ていることでもね~。。なんだかウキウキしてしまうものがある人でもあるのだ。
誰かさん(某バティシエ)との姉妹ドラマなんかも観たいものだ。
な~んて、かなり思った。(笑)

それにしても、うまいことロミオとジュリエットのお芝居の流れに入り込んでいたのだが、そしてお芝居の方も予想外なことが起きたりと、既視感のかけらもないことでも、ほんと面白いお芝居となったのもよかったなぁ~。

それとも、もしかして、どうも・・あまり吉本さんが絡まないのは、主人公を食ってしまう力があるってことですかね?
それであまり台詞がないのかなぁ~とも思うくらいでもあったなぁ~。
もうちょっとほんと、絡んで欲しいのだけど、不自然でもあるよね~。

そしてストーリーのポイントは、皆の前で未来人の翔平が未羽に告白し、つき合うことになったことだったけど、二人を見守る吾郎が切なくもあったなぁ~。
未羽よりも吾郎の方が、ぜんぜんクラスで人望があるのも、面白かったけど、人望がないことにガックリとなる未羽も可愛かったなぁ~。

スイカが好物なのが未来人の翔平ならば、ゾーイは何が好物なのだろう?(笑)
今回ゾーイが参戦してきたことでも・・普通の青春群像劇として観たかったなぁ~とかなり思うようになった今作であった。
全何話か知らないのだが、(短いドラマという情報が入っているのだけど)ほんとトキカケの世界観に縛られているのが反対に裏目に出てしまったみたいでもあると思う。

まぁ、未来人設定でうまくいっている部分もあるのだけど・・(ゾーイの画とか、声とか)。未来人らしさを残しつつ、そこをうまく魅せて群像劇にしていくのも腕ってものですよね~。

まぁ、現代版トキカケを貫いていそ~でもあるので、そうなっていくのだろうと少しは思うのだけど、あまりにもゾーイが絡まないので、愚痴を書きたくなるのであった。(笑)

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