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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

コウノドリ 第8話(感想)焼きそばだけでは持たないかも。

「僕にはどうしても忘れられない出産がある…」

川村実咲(中村ゆり)の2回目の出産は涙が溢れてしまったけど、
初めてのお腹の子を亡くした過去があるだけに、
これは思わず涙が溢れてしまって感動してしまったなぁ~。

鴻鳥(綾野剛)も駆けつけ一緒に呼吸をしていたり、
思わず応援をする姿にもやられてしまったのだが、
観ている方としても、鴻鳥先生と一緒になっていて
赤ちゃんが無事に生まれた瞬間・・どっと涙が溢れると言う感じだった。

その前の子を亡くしたシーンが出ていたことでも、
がっくりしてしまっただけに・・
無事に生まれることの有難さをすごく実感するところであった。
まんまと騙されたというよりも、こういう手法は必要であったってことか。

まぁ、、もう一つのエピソードの土屋マキ(谷村美月)の件もあったことでも、
今回は重みが違っていたみたい。

口唇口蓋裂も大変な問題であるけど、
手術で治るとしても、母親としては子に不自由をさせたくないという思いもあるし、
そうして生まれてくる子を愛せるだろうかという不安もあるだろうから、
ともあれ、最終的に決めるのは夫婦の問題になってくるということ。
そして医師はその問題に、
それ以上は関われないってことでも
手術で治るとしか言えないのかもしれないなぁ・・・。

全てにおいて無力であるとかなり実感するばかりなのだが、
あまり関わっても自分がもたなくなってしまうから四宮(星野 源)は
一線を引いているのかもしれない・・。

ともあれ、もっと妊婦に優しくしてくださいというマキのダメ出しに、
にっこり笑った四宮であったけど、
ずばり気にしていることを言われてしまったから、嬉しかったのかもしれない。

今回もいろいろな出産場面やら、
やっと子供を授かる喜びなども描かれていたのだが、
感動と無力さとの間で、見守ることが産科医なのだと実感するばかりであった。
いや、ほんと焼きそばだけではもたなそう・・。

 

答えはないと思うのだが、やはり夫婦が決めることになると言うことだと思うけど、自分のお腹の子であるということを、素直に表した回であったと思う。

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