「答えはどこにもない」
下屋(松岡茉優)が切迫流産を予測できなかったことについて、
容赦なく突っ込みを入れる四宮(星野 源)や新井(山口紗弥加)であったが、
予知も難しい切迫流産であるとしても、生むことを選ぶリスクが、
今回重くのしかかってきましたね。
結果的に生むことを選んだのだが、
答えのない問題でもあることから、それぞれの葛藤はやはり来るものがあった。
生むことを選んだときの赤ちゃんのリスクと母親の負担。
現場で直接担当する医師が直面する問題を、
しっかり描かれていて、溜息ばかりな今回であった。
言ってみれば、リスクとの戦いでもあると思ったのだが、
愛がまさる夫婦の選択は、計り知れないものもあるとしても、
しっかりと受け止められていたことも、涙であったし、
小さな、小さな手が・・、
指し出した指を捕まえる、掴むところは・・さらに涙。
それを見守る医師たちってことでも、なんだか・・・今回、
こんなよく描かれているドラマは観たことがないというか、
赤ちゃんが生まれる現場を真摯に描いていることでも、
何もいえないですね。
愛あふれるドラマであるし、生き様がそのままあるドラマであるし、
人間賛歌ドラマであるし、このドラマを観てれば性教育などいらない。
文部省推薦ドラマになってほしいくらいだ。
ともあれ毎回、命の大切さを思い知らされますね。
生まれるという奇跡を、いろいろなケースを通して描かれることでも、
ふと、大変な出来事をへて、生まれてきたのだということを、
思い知らされるというか、ありがたみを実感しますね。
命が生まれる現場であることでも喜びもあれば、
悲しみもあるというまさに究極の医療現場。
今回も泣かされてしまったなぁ・・。
新井(山口紗弥加)が登場♪
やっと新井(山口紗弥加)が登場してきた今回。
今橋(大森南朋)先生に引き抜かれたってことだが、
GOOD JOB!な今橋先生。
それにしても凛々しい山口さんのお仕事ドラマって、
なんとも引き込まれてしまって、よかったぁ~。
・・・感想なのか?と問いただすあたり・・・、
ペンでコツコツとデスクを突っつくあたりとか、そういう場面ではないけど、
つぼる。
それにあの紺色がぴったり似合っているのだよね~。
私的に好きな色なことでも、なんとも魅せられてしまった。
それにしても、初回は加瀬 宏(平山祐介)との場面もあったのだが、
たくましい新井先生にやはり期待が高まってしまった。
それにしても、
テレビではあまり足元まで気が付かないのだが、
HPを観たら、医師ってスニーカーのような靴を履いてるのだなぁ~。