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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

天皇の料理番 第8話(感想)

「パリでの卒業式」

パリ編がこれで卒業となると物足りないのだが、ともあれトントン拍子に活躍しているかんじと篤蔵(佐藤 健)の料理への熱意、フランソワーズ(サフィラ・ヴァン・ドーン)との様子もしっかり描かれていたことでも、満足できる内容でよかった。

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天皇の料理番になってくれという今回。
世界一になると目標を変えたことでも、パリに留まることを決めた篤蔵から・・
風邪で寝込んでの兄の夢による帰りたい篤蔵になり、
フランソワーズの歌手としての決意から、別れることになっての帰りたくない篤蔵と揺れまくっていたパリ卒業であったのだが
それにしても松井新太郎(桐谷健太)との別れのシーンがかなり魅了されてしまったなぁ~。

フランソワーズと別れることになったことでも、帰りたくない篤蔵の鞄を持って走る場面は、ぐっときてしまった。
今までのフランソワーズと篤蔵の様子をスケッチした絵を手渡すシーンから、
そういうことかと察して走り出す新太郎の篤さが眩しかったなぁ~。

帰りたくないですといまさらごねる篤蔵に・・・
「そうかいそうかいそういうことか・・」と走り出し・・

「おいらが一番帰って欲しくないのさ、でもオイラ日本人だから」

「最高のコックは天皇にお渡ししなければなんないんだよ~。」

「いいじゃね~かそこにいるだろう、、フランソワーズはそこにいるだろ~。」
「なんだいおいらの画じゃ不服だというのかい、コノ野郎~。」

「またなぁ~。」

 

天皇に最高のコックをお渡しするという言い訳で、納得したとは思えないのだが、フランソワーズと別れたくないとぐずる篤蔵にカツを入れる新太郎は、いったん料理番になると決めたことを、呼び起こすのも友ということですね。

ここにきてこんな友情が描かれていたことでも、かなり魅了されてしまった。

まぁ~初めとラストの俊子(黒木 華)のくだりはあまり好な展開ではないのだが・・・。

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