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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

心がポキッとね 第10話 最終回(感想)

「いよいよ最終回!こじれた全ての恋がフィナーレへ!」

人生には楽園が必要だ・・・と某テレ朝でも言っているけど、まさにそういうことかなぁ。
楽園といっても美しく凛とした自然だけがあればいいわけではなくて、そこに人が関わっていなければならないということがよ~くわかった。

まぁこの西田さんが語る番組は土曜日には欠かせなくなっているのだが、
自然ばかりあっても、一人ぽっちでは楽園でないわけですよね。人が関わって初めて楽園となるのだと思う。
そういう意味でも自然に囲まれていればいいというわけでなく、街中で楽園は存在すると言う事ですね。

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ちょっと拡大解釈をしてしまったけど、春太(阿部サダヲ)はそんな楽園に行きついたってことなのだろうなぁ。
何もかんじられなくなってしまっていた春太を拾ってくれた心(藤木直人)。
そのままであったらと語る春太の場面が圧巻であったのだが、ほっといてくれなかったと、
温かい人たちが絡んできて怒らせてくれたり、笑わせてくれたり、泣かさせてくれたりしたことで・・春太が大丈夫な人に生まれ変わったというわけなのだろう。

最後は脚本の岡田ワールドが生き生きと描かれていたことでも、春太の一人語りにはけっこう引き込まれてしまったなぁ~。
人の中に楽園があったってことかもしれない。
そんなことでも、閉鎖的な部屋ではなく、田舎を舞台にしてくれたら・・
突拍子もない面々を受け入れることができたと思うので、もっとよかったのかもいれない。
まぁけっこう桜だの川に落ちたり、季節感があったとは思うのだが・・。

最終回は春太の言葉で閉めたと言ってもいいのだが、働く場所の設定など馴染めないことが多かったことでも
視聴意欲が削がれてしまっていたので、やはり鎌倉だとか田舎を舞台に生活感が溢れていた方がよかったのかもしれないなぁ~。

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