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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

銭の戦争 8話 感想

赤松(渡部篤郎)が親の仇であることがわかったことから、お金の恨みはお金で返すということで金庫の200億を狙っていた前回。
今回は赤松によって明かされてきた事実・・
「ホワイト化学」が経営難に陥った背景には
早和子(ジュディ・オング)と特許庁の水越(浅野和之)が手を組んで画策していたということで
その証拠を掴む真の親の仇討ちという意味あいからも、今回はいつもよりか盛り上がっていたと思うけど、
水越を追い詰める場面は見応えがあってよかった。

裏で手を回し経営破綻するようにもしていたけれど、特許までも遅らせていたことでも
破綻は致命的なものになってしまった。

富生(草彅剛)にとっては、早和子と水越が親の仇となるけど
赤松も同罪のようなものであるけど・・
赤松への復讐はあの200億を奪うことで完結するとして、
早和子と水越への復讐は、ホワイト化学を取り戻すことだけだったので
そこはどうするのだろうかという疑問が浮上してしまったなぁ・・。
確か初めはホワイト化学を200億で取り戻そうと計画していた冨生であったことでも
取りかえすだけでは済まないと思うのだが・・・
今の価値はそんなものではないと言われたことでも、値切った分がそれに値するということなのかも。
金のことは金で解決することでも、そういうことなのかもしれない・・。
一文無しだった冨生が200億の出所も明かせないことでも、そのへんも全てひっくるめてのホワイト化学取戻し策ということなのだろうなぁ・・。

引っかかるポイントというと・・・
梢(木村文乃)の場面も素敵なのだが、裏帳簿を見つけるよりも、まず盗聴器を見つけたいと思わざるおえないし
水越をマークするホステス未央(大島優子)もよかったのだが、都合がよすぎではないかともかなり思えた。

切り札を見せたことでも・・・早和子や水越へ復讐はなくなったと考えるべきなのかと思うけど
赤松が新たにホワイト化学を手にしたとしても、(どちらも脱税という裏がある身であるから裏取引きでまとまるのだろうけど)冨生によって200億が消えてしまったら、どうなるかわからないってことなのかも。

微妙に復讐がお金になってきての分かり辛さもあるように思うのだが、200億以上の値打ちがあることでも200億で値切るあたりとか細か~な意味あいが冨生の台詞に反映されてない気もする。

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